アニメ映画「AKIRA」のネタバレあらすじと感想を紹介をしています!
第三次世界大戦後の2019年。ネオ東京に住む職業訓練校生の鉄雄は謎の男の子とバイクで接触事故を起こし、超能力に目覚める。
幼馴染みの金田は鉄男を助けようとするが、内向的だったはずの鉄雄は人が変わり、鬱憤を晴らすように暴れ始めた。
本作の解説・考察記事はこちらです↓
声優&キャラクター紹介
©1988マッシュルーム/アキラ製作委員
金田…岩田光央
ネオ東京に住む所業訓練生。
度胸とリーダーシップがあり、周囲から慕われている。
同じ孤児院で育った鉄雄を兄弟のように思っている。
©1988マッシュルーム/アキラ製作委員
鉄雄…佐々木望
超能力に目覚めた少年。金田とは幼馴染。
子どもの頃は気が弱くいじめられっ子で、何かあるといつも金田に助けてられていた。
金田に憧れる一方で、兄貴面する金田を憎らしく思っている。
©1988マッシュルーム/アキラ製作委員
ケイ…小山茉美
政府反対派ゲリラ組織に属する17歳の少女。
金田が一目惚れする。リーダーの竜を慕っている。
©1988マッシュルーム/アキラ製作委員
アキラ(28号)…セリフ無し
軍に管理されている超能力者『ナンバーズ』の1人。
歴代の能力者の中でも桁違いの力を持っていた。
©1988マッシュルーム/アキラ製作委員
タカシ(26号)…中村龍彦
念力やテレパシーが使えるナンバーズの1人。
鉄雄の超能力開花のきっかけになった男の子。
©1988マッシュルーム/アキラ製作委員
キヨコ(25号)…伊藤福恵
ナンバーズの1人。90%以上の確率で当たる未来予知、他人への憑依、テレパシーが主な能力。
体が弱いらしく基本ベッドに寝たきり。
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マサル(27号)…神藤一弘
ナンバーズの1人で念力や透視能力、テレパシーの能力を持つ少年。
足が悪く、カプセル式の車いすを念力で動かして移動する。
論理的で冷静な性格で、いつもスーツを着ている。
©1988マッシュルーム/アキラ製作委員
竜作…玄田哲章
ケイが所属するゲリラグループのリーダー。
仲間からは『竜』と呼ばれている。
ナンバーズによる日本革命を信じ、根津の指示で動いている。
©1988マッシュルーム/アキラ製作委員
敷島大佐…石田太郎
軍幹部の男でナンバーズ研究・管理の総責任者。
ナンバーズの能力を国のために役立てようと考えている。
ナンバーズの研究・管理チームのリーダー。
鉄雄の脳波のパターンがアキラに似ているため研究意欲を刺激される。
野党党首の政治家。
ゲリラグループを操りナンバーズの力を私的利用しようと企んでいる。
心臓を患っておりいつも顔色が悪い。
・その他のキャスト
カオリ(鉄雄のガールフレンド)…淵崎有里子
春木屋の店長…秋元羊介
甲斐(金田の友人、小柄)…草尾毅
山形(金田の友人、大柄)…大倉正章
渡辺(金田の友人)…荒川太郎
桑田(金田の友人)…岸野幸正
竹山(金田の友人)…平野正人
ミヤコ(教祖様)…北村弘一
検査官…池水通洋 ほか
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※このページの情報は2022年4月時点のものです。最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。
あらすじ紹介
あらすじ①:連れ去られた友達
日本は1988年に起きた第三次世界大戦で受けた大被害から立ち直り、東京湾に新都市『ネオ東京』を作りました。
2019年の夏。ネオ東京に暮らす職業訓練生の金田は不良グループのリーダーで、その夜もライバルとバイクで小競り合いを繰り広げていました。
そんな中、金田の仲間の鉄雄が、老人のような外見の不思議な少年タカシと接触事故を起こして大けがを負います。
その直後、鉄雄とタカシは軍隊(アーミー)に連れ去られてしまい、残された金田達は警察署送りになりました。
数時間後、金田は警察署で自分と同じように補導されていた少女ケイに一目ぼれしました。
金田はケイを警察署から助け出してからナンパしますが、ケイはそっけなく去ってしまいました。
事故の後、鉄雄は超能力が使えるようになっていました。
鉄雄が接触事故をしたタカシは『ナンバーズ』と呼ばれる超能力を持つ子どもで、鉄雄にも能力が感染ってしまったのです。
鉄雄の能力の数値をモニターで見た大佐と博士は、その力の大きさに驚きました。
数日後。鉄雄は検査が苦痛でラボから脱走しました。
鉄雄はガールフレンドのカオリと一緒に職業訓練校に行き、金田の自慢の赤いバイクを盗んで逃げようとしますが、ライバルグループに襲われた上に金田に捕まってしまいました。
その直後、鉄雄は激しい頭痛に襲われて倒れ、再びアーミーに連れ去られました。
金田は、また鉄雄を助けられなかった自分自身に怒りを覚えます。
その後、鉄雄は時々頭の中に『アキラ』という名前が浮かぶようになりますが、アキラが誰なのか鉄雄には想像もつきませんでした。
あらすじ②:鉄雄救出の失敗
数日後。金田は偶然、街でケイが警察に追われているところを見かけて助けました。
金田はケイについて行き、ケイの所属するゲリラグループが、鉄雄のいる研究所に行こうとしていることを知り、仲間に入りました。
ゲリラグループのリーダー竜作は、野党党首の根津という政治家に雇われています。
金田はゲリラグループと一緒にラボに忍び込み、ナンバーズの1人であるキヨコの声に導かれて鉄雄と再会しました。
鉄雄の所にたどり着けたのは金田とケイだけで、竜は行方不明になり、他のメンバーは全員警備隊に撃たれて死んでしまいます。
金田は鉄雄が超能力を使えるようになっていることや、鉄雄の内気だった性格が一変しているのを見て驚きました。
鉄雄は助けに来てくれた金田を「ずっとお前が嫌いだった」と罵ります。
その直後、鉄雄はアキラが実在していてオリンピック会場にいると知ると、飛んで行ってしまいました。
ドクターと大佐は鉄雄が空を飛べることに驚きながら、慌てて後を追います。
金田とケイは侵入者としてラボの警備部隊に捕まってしまいました。
鉄雄は超能力を楽しむように街を破壊しながらオリンピック会場に向かいます。
敷島大佐は鉄雄脱走の責任を問われて地位をはく奪されそうになると、大勢の部下を焚きつけてクーデターを起こし、国の最高幹部全員に拘束命令を出しました。
大佐のクーデターを知った根津は国外逃亡を図ろうとしましたが、元々悪かった心臓に発作が起きて死にました。
この時、竜も色々と勘違いした根津に撃たれて死んでしまいました。
あらすじ③:金田の決意
同じ頃、金田とケイは、キヨコの助けで研究所から解放されました。
金田は不良仲間の甲斐と会い、行きつけのバー『春木屋』のオーナーと、バイク仲間の山形が鉄雄に惨殺されたと知り、鉄雄を殺す決意をします。
金田が甲斐と話をしている間、キヨコがケイの身体を操って拉致してしまいます。
ケイに憑依したキヨコは「ケイには鉄雄を止めるために協力してもらう」と言い残してどこかに消えました。
金田は鉄雄とケイを追ってオリンピック会場へバイクを走らせます。
その頃、鉄雄は気の赴くままに街を破壊しながらオリンピック会場に着きました。
そこにはナンバーズが操るケイが待ち伏せていて鉄雄とバトルしますが、ナンバーズ3人の力を合わせても鉄雄は倒せませんでした。
全力で超能力を使い続ける鉄雄に、ナンバーズは「無理して力を使うと大変なことになる」と忠告しますが、鉄雄は聞きません。
ナンバーズを追い払った鉄雄は、アキラを探して会場の地下施設を破壊していくうちに『AKIRA』と刻印された冷凍保存用のカプセルを見つけました。
アキラはもう何年も前に死んでいた人物だったのです。
強力な超能力を持っていたアキラの身体は彼の死後も研究しつくされたものの、超能力を生み出す仕組みは現代の科学では解明できませんでした。
現代の研究者は未来の科学にアキラを託すことにして、冷凍保存していたのです。
カプセルの中身は、部位ごとに細かく分けられたアキラの内臓や脳細胞でした。
アキラが死んでいたことに鉄雄がガッカリしていると、金田が到着します。
金田は警官から拝借したレーザー銃を鉄雄に向けました。
圧倒的に鉄雄が優勢でしたが、2人の戦いに乗じて大佐が衛星型のレーザー兵器『SOL』で鉄雄を攻撃し、鉄雄は右腕を失います。
怒った鉄雄は宇宙まで飛んでSOLを破壊し、破片を念力で集めて義手を形成して右腕につけました。
金田はレーザー銃のバッテリーが切れてしまっていたので、鉄雄が宇宙に行っている間に、駆けつけた甲斐とケイと共に一時撤退しました。
次のページに続きます。
次はあらすじ結末と感想です。
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