あらすじ:結
その後も香奈が忘れられなかった僕は、再び先生に連絡して香奈に会わせてもらうことにしました。
指定された部屋へ行くと、先生はソファに座り、その隣には香奈が全裸で正座しています。
僕が「先生は香奈さんを解放するために、僕を導いた。これが宿題の答えです」と言うと、先生は納得しました。
先生は「香奈が好きだと私に証明しなさい」と言い、僕に先生の目の前で香奈とセックスするように命じました。
僕は迷いながら香奈をベッドに連れていって香奈を抱こうとしますが、嫌がる香奈を無理矢理抱くこともできず、僕はベッドから離れて泣きました。
先生は「情が移ってしまったからこそ、解放する」と言い、香奈と最後のセックスをします。
僕は嫉妬に震えながら香奈と先生の行為の一部始終を眺めました。
その後、先生は彼女の手を振りほどいて出て行きました。
先生がいなくなると、香奈は態度を豹変させて冷めた表情になり「まだ私のことが好き?」と聞きます。
僕が迷わず「はい」と答えると、香奈は「じゃあ、私の奴隷になりなさい」と告げました。
挿入歌:彩月『蜜月の赤糸』
解説、考察や感想など
本作の主な見どころは壇蜜さんの美しすぎるボディが堪能できることですが、それ以外の作品としての見どころなどを解説しようと思います。
”先生”と香奈に変えられていく”僕”の性格
作品の前半で描かれている『僕』は常に自信満々で、何人もの女性と心向くままに関係を持っています。
言葉では語られていませんが、僕は今まで女性に困ったことがなく、落とせない女性はいなかったのでしょう。
女性に自分からセックスを迫っておいて、彼女が生理だと知るとあからさまに気分を害したり、目の前の女性で性欲が満たせないとわかると、すぐ近くにいた別の女性を口説くという自分勝手な性格も描かれています。
そんな僕が転職先で香奈と出会い、彼女が一目で気に入った僕はいつものように、積極的にアプローチします。
香奈が結婚していることを気にもせず、夫が単身赴任していることを知ると、寂しさに付け込もうとしたりして何とか自分が入る隙間を探ろうとします。
やがて僕の勘違いぶりにうんざりした香奈は、僕に直接怒りを伝えます。
この時、恐らく僕は初めて女性から拒絶され、ショックを受けて大人しくなりました。
それからすぐ、突然香奈から僕に夜の誘いのメールがありました。
香奈の行動が理解できないながらも、僕は内心舞い上がって香奈の誘いに乗り、ホテルで関係を持ちました。
それからというもの僕は香奈に夢中になりますが、香奈は僕の誘いには乗らずいつも一方的で態度もそっけなく、必要最低限の言葉しか交わさず、ただ性的な行為だけをして僕の前からいなくなります。
いつも多くの女性から愛情を受けてばかりだった僕は、このとき初めて女性の心が手に入れられないむなしさを味わいます。
僕の誕生日の日、僕の男としての自信が崩れ去るような事件が起きます。
香奈がプレゼントにくれたDVDには、香奈が他の男の性奴隷であり、僕を誘ってきた経緯が収められていました。
僕はプライドを傷つけられ、香奈が先生に見せる態度が自分と全然違うのを見て傷つき、寂しさに襲われます。
この時に僕は、香奈のことが本当に好きになっていたことを自覚します。
このDVDも、先生の指示で香奈が用意したのでしょう。
香奈を手に入れられない寂しさを紛らわすために、僕の彼女であるミドリを抱こうとしますが、ミドリには僕の心を見透かされ、別れを告げられてしまいます。
すっかり落ち込んでしまった僕でしたが、香奈のことを忘れられず、再び香奈から呼び出されると会いに行ってしまいます。
このときに現れたのが、香奈ではなく先生でした。
先生が香奈に命じてメールさせたのです。
先生は僕と初めて会ったにも関わらず、僕は僕自身がぬるく生きていることも見透かされ、指摘されてしまいます。
こうして男としても人間としても先生にかなわなかった僕は、絶望感に打ちひしがれます。
この頃には、かつての自信満々な僕の姿は消えてしまいました。
傷つけられても、先生に香奈との羞恥プレイを見せつけられても、まだ香奈が好きだった僕は先生に連絡を取り、香奈のことを教えてほしいと頼み込みます。
そしていつの間にか、僕は先生に操られるようになっています。
このように、徐々に香奈と先生に操られて性格が変わっていく僕の様子が楽しめます。
書いていて思いましたが、あらすじを復習してるだけの文章になってしまっています。すみません(書き直しはしません←)
先生すごすぎでしょ(笑)
先生役の板尾創路の『先生』っぽさが意外にハマっているのも見ものです。
余談で、『僕』役の真山明大を本作で初めて拝見したんですが、しばらくディーンフジオカだと思い込んでいて、なんか豪華だな~と思っていたらキャストで違う人だと知って逆に驚きました(笑)
以上です!読んで頂きありがとうございました。
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現代ビジネス:https://gendai.ismedia.jp/articles/-/49007
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