アニメ映画『PERFECT BLUE パーフェクト・ブルー』ネタバレあらすじと感想|女優になった元アイドルを襲う悲劇 | 映画鑑賞中。

アニメ映画『PERFECT BLUE パーフェクト・ブルー』ネタバレあらすじと感想|女優になった元アイドルを襲う悲劇

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今敏監督のアニメ映画『PERFECT BLUE パーフェクト・ブルー』のネタバレあらすじと感想を紹介しています!

一大決心をして人気アイドル歌手から女優に転身した霧越未麻は、アイドル引退直後から脅迫やストーカー行為など不気味な被害に遭うようになり、同時に、アイドルだった頃の自分『アイドル未麻』の幻覚にも悩まされ、次第に精神を病んでいく。

 

パーフェクトブルー

制作年:1997年
本編時間:81分
制作国:日本
監督:今敏
脚本:村井さだゆき
原作小説:竹内義和『パーフェクト・ブルー』

・本作の解説考察記事はこちらです↓

アニメ映画『PERFECT BLUE パーフェクトブルー』ネタバレ解説考察|ラストの未麻は誰?人格障害発症の原因など
今敏監督のアニメ映画『PERFECT BLUE パーフェクトブルー』の解説、考察をしています! アニメだと甘く見ていたら思ったよりも怖くてびっくりしましたが、途中から怖いよりも謎解きに意識が行ってしまい怖さそっちのけになりました。 後半...

PERFECT BLUE【動画配信】

 

主要キャラ紹介

パーフェクト・ブルー
©1997 Rex Entertainment Co. Lid All rights reserved.

霧越未麻(きりごえ みま)…cv岩男潤子
『みまりん』アイドルグループ『チャム』の人気アイドルだったが、先日アイドルからの引退と女優活動開始を宣言をした。

 

パーフェクトブルー
©1997 Rex Entertainment Co. Lid All rights reserved

日高ルミ…cv松本梨香
未麻のマネージャー。彼女自身も元アイドルだが、現在は体形も丸くなりアイドルの面影は無い。
未麻が女優に転身することに反対している。

 

パーフェクトブルー
©1997 Rex Entertainment Co. Lid All rights reserved

内田…cv大倉正章
チャムも利用するコンサート会場の警備員。未麻のストーカー。
作中で名前は登場せず、ネット上のハンドルネーム『ME-MINE(ミーマイン)』と呼ばれている。

 

パーフェクトブルー
©1997 Rex Entertainment Co. Lid All rights reserved

田所…cv辻新八
未麻の所属事務所の社長。
未麻の才能を見込んで女優転身を発案した。

 

渋谷貴雄(脚本家)…塩谷翼
手嶋(プロデューサー)…秋元羊介
レイ(チャム)…新山志保
雪子(チャム)…古川恵美子
村野(カメラマン)…江原正士
落合恵理(女優)…篠原恵美
桜木健一(俳優)…堀秀行
矢田(新生チャムのマネージャー)…古澤徹
監督…梁田清之 ほか
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あらすじ:起

パーフェクトブルー
(アイドルグループCHAM ©1997 Rex Entertainment Co. Lid All rights reserved)

人気のアイドルグループ『CHAM(チャム)』のセンターを務めるアイドルの霧越未麻は、活動開始から2年半でアイドルから女優に転身することを発表しました。
未麻は一流アイドルになりたくて田舎から上京してきましたが、未麻の将来に期待を持った事務所社長の田所が女優になることを勧めてくれたのです。
未麻は社長の期待に応えようと、女優になる決心をしました。

無事に引退コンサートを終えて帰りの車に乗る時、ファンの声に混ざって「未麻の部屋、いつも覗いてるからね!」という不気味な声援が聞こえました。

自宅に帰った未麻が受け取ったファンレターを読むと、その中の1通に『美麻の部屋にリンク貼ったよ』という文字とサイトのURLが書かれた謎の手紙が混ざっていました。
変な手紙のことをマネージャーの日高ルミに相談すると「インターネット上に『未麻の部屋』というサイトがあるのかもしれない」と教えてくれますが、未麻はパソコンもインターネットも使ったことがないのでよくわかりませんでした。

その後、未麻は女優として初めての仕事となる連続ドラマの脇役をもらいました。
ドラマ撮影初日、未麻宛てのファンレターが爆発して、手紙を持っていた田所が軽傷を負います。
田所が「大事にしたくない」というので、警察には通報しませんでした。

数日後。未麻はパソコンを購入して、ルミに使い方を教えてもらうと、例のファンレターに書かれていたURLにアクセスしてみました。
HPに『未麻の部屋』というコーナーがあったので開いてみると、未麻本人が書いたかのような日記形式の文章で、未麻の私生活が事細かく記されています。
熱帯魚のネオンテトラを飼っていることや、スーパーで何を買ったかまで書かれていたため、未麻は不気味に思いました。

あらすじ:承

パーフェクトブルー
(ドラマの台本を読む未麻 ©1997 Rex Entertainment Co. Lid All rights reserved)

それから、未麻が出演したドラマ『ダブルバインド』の放送が始まるものの、未麻の出番はとても少なく、未麻のファンの間では「ドラマも面白くないし未麻りんが全然出ていない」と不評でした。

一方で、未麻が抜けた後の『新生CHAM』は、新曲が初めてオリコンランキング入りして好調の再スタートを切りました。

実は『ダブルバインド』は脚本自体がまだ書きかけで、結末も犯人もまだ決まっていない状態でした。
そこに目を付けた田所がドラマのプロデューサーに「未麻の出番を増やして欲しい」と働きかけてくれた結果、未麻は『多重人格で、自分が殺人を犯した記憶も自覚も無い真犯人』という、主演級の重役を与えられます。
田所は大喜びしますが、元ストリップ嬢の真犯人が観客にレイプされるシーンまで盛り込まれた脚本が送られてきました。

ルミは「こんなのダメ!脚本を書き直してもらおう!」と猛反対しますが、未麻は「女優になると決めたんだから、何でもやる」とやる気を見せました。

レイプシーン撮影の日。ルミはスタジオには来たものの、撮影を見ていられずに泣きながらスタジオを出てしまいました。
撮影中、未麻は彼女自身の中の『アイドルだった部分』が消えていくような感覚を味わいました。

撮影を終えた未麻が帰宅すると、ネオンテトラが何匹か死んでいました。
未麻は撮影のストレスと相まって発狂して部屋の中をぐちゃぐちゃにしていると、突然鏡の中に『アイドルの未麻』が現れて「あんな汚れ仕事するからよ!」とあざ笑いました。

未麻にとっては辛い経験となったドラマ撮影でしたが、彼女の迫真の演技が話題になって視聴率は爆上がりし、未麻は新進女優として一気に名を上げました。

そんな中、未麻の熱烈なファンの男内田は、未麻の女優としての成功を良く思っていませんでした。
内田はCHAMがよく使うコンサート会場の警備員で、未麻には女優ではなくアイドルであって欲しいと思っています。
そして『未麻の部屋』の熱心な読者でもありました。

『未麻の部屋』の偽物の未麻は、その後もアイドルとして定期的に日記を更新し続けています。
未麻は不気味に思いつつも、ブログは『どこかに居るもう一人の自分が書いている』ような感覚で放置していました。

後日、未麻が久しぶりに『未麻の部屋』を覗いてみると、レイプシーンの撮影をした日の日記に『全部無理やりやらされた。脚本家のせいだ!誰か助けて!』と書かれていました。
すると、また『アイドルの未麻』が現れて「これからはあたしが光で、あなたは影よ」と不気味に笑って消えました。

 

あらすじ:転

その日の深夜、『ダブルバインド』の脚本家の渋谷貴雄が何者かに殺されました。

渋谷が殺されたことがわかった日、未麻は雑誌用の写真撮影をしました。
キワドイ撮影になる覚悟はしていたものの、実際には男性向けのほぼフルヌードの写真を撮らされました。

その後、発売された雑誌を見た内田は、本屋で雑誌を買い占めました。
帰宅した内田のパソコンにアイドル未麻からメールが来ていました。
メールには『女優の未麻は私の邪魔ばかりするニセモノなの』と書かれています。
内田は『本物の未麻りんは僕が守ってあげる 偽物の未麻は始末する』と返信しました。

翌日、未麻は仕事の現場に現れたアイドル未麻を追いかけて、外で内田が運転する車に轢かれそうになった直後から、頻繁に記憶が飛ぶようになってしまいます。

ドラマの撮影現場にいるかと思えば自宅ベッドで寝ていたり、ルミと自宅でお茶していたかと思えば、次の瞬間にはドラマの撮影現場にいたりするので、未麻は生きている実感がなくなって精神不安定になっていきました。

『未麻の部屋』の日記には、未麻に全く記憶の無いショッピング中の美麻の写真がアップされています。
未麻は、幻覚だったはずの『アイドル美麻』に自分自身を乗っ取られていくような感覚に陥りました。

パーフェクトブルー
(未麻に語り掛けるアイドル未麻 ©1997 Rex Entertainment Co. Lid All rights reserved)

ある夜、未麻は、彼女のヌード写真を撮ったカメラマン村野を、未麻自身がアイスピックで刺し殺す非常にリアルな夢を見ました。
ベッドの上で目覚めて夢かと安心した直後、田所社長から電話があり、村野が殺されたことを知りました。

田所と電話を切った後、未麻のクローゼットに血の付いた衣類が入っていることに気付きます。
焦った未麻は衣類を紙袋ごと奥にしまい込み、とりあえず仕事のためドラマ撮影にでかけました。

撮影までの待機時間、未麻はルミに「生きている実感が無い。私は本当はあの時轢かれて死んだのかもしれない」と漏らしました。
その後、未麻はまたトリップを繰り返して、次の瞬間にはドラマのクランクアップを迎えていました。

結末と感想は次のページです!

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