結末
周りが静かになったので目を開けてみると、アランとサラは26年前の、ジュマンジを始める直前にまで戻っていました。
パーティーに出かけたサム(アランの父)が「原稿を忘れた」と戻ってくると、アランは嬉しさのあまりサムを力いっぱい抱きしめました。
サムにとってはさっき喧嘩したばかりなので不思議でしたが「さっきは怒鳴って悪かった。転校は考え直そう」とアランを抱きしめて、また出かけました。
アランとサラはジュディとピーターが心配でしたが、2人が生まれてくる何年も前まで戻ってしまったのでどうしようもありません。
2人はジュマンジにレンガの重しをつけて川に放り投げると、ジュマンジは不気味なドラムの音とともに川に沈みました。
ジュマンジを手放すと同時に、アランとサラは年齢だけでなく精神的にも子どもに戻りつつあることに気付きます。
サラは「子どもに戻る前に」と言うと、アランにキスをしました。
それから時は流れ、二十数年後のクリスマス。
アランとサラは結婚していて、サラのお腹には子供がいます。
アランは靴の仕事をサムから受け継いで経営は順調で、公私共に幸せな生活を送っていました。
その日、アランとサラは知り合いを大勢招いてクリスマスパーティー楽しんでいると、仕事関係の知人の子どもが偶然にもジュディとピーターでした。
アランとサラは再会できたことに内心感動しますが、ジュディとピーターにはアランとサラやジュマンジの記憶はありません。
ジュディとピーターの両親が旅行に行こうとしていることを知ったアランは、無理やり仕事の予定を入れて旅行をキャンセルさせました。
ジュディが昔「両親は旅行中の事故で亡くなった」と言っていたからです。
同じ頃。どこかの海岸で遊んでいた子どもたちにドラムの音が聞こえてきて、子どもたちは不思議がりました。
その海岸にはジュマンジが流れ着いていて、また誰かがゲームが始めるのを待っています。
感想☆
子どもの頃からレンタルビデオ屋さんにちょこちょこ通っていたんですが、主演がロビン・ウィリアムズでパッケージも割とコメディチックなのに、ホラーとかパニック系のコーナーに置かれていたので不思議だなと思っていた作品です。
子どものときに何曜ロードショーで見たことがあったのであらすじも知っていましたが、大人になって改めて見返してみると、アランがゲーム開始した直後、すぐに26年経ってたのが一番怖かったです!
ジュマンジが終わった後に生まれたジュディとピーターが、アランとサラが出会ったジュディとピーターじゃない点も、不思議でちょっと切ない気持ちになります。
テセウスの船みたいですね。
私は割と古風というかマニュアルなものが好きで、最新技術のCGを使った作品よりも、職人さんの苦労が感じられるような小道具や演出が好きなので楽しめました。
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