映画「ジュマンジ」ネタバレあらすじと感想紹介｜面白いけど設定がホラー！

映画『ジュマンジ』のあらすじと感想を紹介しています！

ゲームの中の内容が現実に起こってしまう魔法のゲームボード『ジュマンジ』に捕まった少年少女たちの話。

原題：JUMANJI
制作年：1995年
本編時間：104分
制作国：アメリカ、カナダ
監督：ジョー・ジョンストン
脚本：ジョナサン・ヘンズリー、グレッグ・テイラー
原作小説：『ジュマンジ』クリス・ヴァン・オールズバーグ著

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主要キャスト紹介
あらすじ紹介

主要キャスト紹介

© 1995 TriStar Pictures, Inc. All Rights Reserved.
アラン・パリッシュ…ロビン・ウィリアムズ
少年のアラン…アラン・ハン＝バード
ジュマンジを土の中から掘り当てた男の子。
プレイ中にゲームボードの中のジャングルに20年以上も閉じ込められたまま大人になってしまった。

© 1995 TriStar Pictures, Inc. All Rights Reserved.
ジュディ…キルスティン・ダンスト
アランが住んでいた家に引っ越してきた女の子。
時折嘘をついたり哀れみを誘う行為で大人を騙し、裏で笑っている性悪な性格。
新居の物置部屋でジュマンジを発見する。

© 1995 TriStar Pictures, Inc. All Rights Reserved.
ピーター…ブラッドリー・ピアース
ジュディの弟。姉と一緒に大人を騙して面白がるいたずら好きな性格。
人見知りなのか、見知らぬ人の前では口がきけない子どもを演じる。

© 1995 TriStar Pictures, Inc. All Rights Reserved.
サラ・ウィットル…ボニー・ハント
少女のサラ…ローラ・ベル・バンディ
子どもの頃、アランと一緒にジュマンジをプレイしたアランの同級生。
アランがゲームボードに吸い込まれたのを見てから精神的トラウマを抱え、自分が病気だと思い込んでいる。

・その他のキャスト
ヴァン・ペルト…ジョナサン・ハイド
サム・パリッシュ（アランの父親）…ジョナサン・ハイド
ノラ（ジュディとピーターの里親）…ビビ・ニューワース
カール・ベントレー（若い靴職人、警察官）…デヴィッド・アラン・グリア
キャロル・パリッシュ（アランの母親）…パトリシア・クラークソン　ほか

あらすじ紹介

あらすじ①：ジュマンジとアラン少年

１９６９年ブラントフォード。
地元のジュニアハイスクールに通うアラン・パリッシュ少年は、シューズ製造で大成功したアンガス・パリッシュを祖父に持つ富裕層家庭の男の子です。
アランは大人しく気が弱いせいか、数人の同級生に家柄を妬まれていじめられています。

ある日の放課後。アランは父親が経営する靴工場の敷地内でドラムや太鼓を叩くような音を聞きました。
それは増築工事中の場所の土の中から聞こえます。
アランが土を掘ってみると古いアタッシュケースを発見し、ドラム音はその中から聞こえていました。
アタッシュケースを開けてみると、中には『ジュマンジ』と書かれたボードゲームらしきものが入っていました。
アランは好奇心からジュマンジを家に持ち帰りました。

家に帰ったアランは、父サムから突然「来週から私立学校に転校して付属の寮に入りなさい」と言われます。
サムはアランがいじめにあうのを可哀そうに思って決めたつもりでしたが、アランは寮に入れられると聞いて厄介払いされている気分になり、2人は喧嘩してしまいます。
仲直り出来ないまま、アランの両親は仕事関係のパーティーに出かけてしまいました。

アランが家出を考えていた時、同級生の女の子サラがアランに謝りに来ました。
アランをいじめている男の子がサラの彼氏だったからです。
アランはサラと一緒にジュマンジを開いてみることにします。
ゲームを開くとすごろくゲームが出てきて、ボードの説明には『この場所から抜け出したい人のためのゲーム』と書かれています。
付属の駒を手に取ると、駒は勝手にスタート位置につきました。

アランがサイコロを投げると、文字盤に『５か８が出るまでジャングルで待て』と浮かび上がり、アランはそのまま文字盤に吸い込まれて消えてしまいます。
さらに巨大コウモリがたくさん現れて、サラは悲鳴を上げてアランの家から逃走しました。

あらすじ②：ジュディとピーターの引っ越し

アランがジュマンジに吸い込まれてから26年経ちました。
アランが住んでいた家はキャリアウーマンのノラ（ビビ・ニューワース）、が購入し、養子のジュディ（キルスティン・ダンスト）とピーター（ブラッドリー・ピアース）と一緒に引っ越してきました。
姉弟のジュディとピーターは旅行中の事故で両親を亡くし、父親の妹だったノラが2人を養子にしたのです。
ジュディとピーターは両親を亡くした寂しさからか姉弟揃ってひねくれ者です。

引っ越してすぐ、ピーターとジュディは物置部屋で巨大なコウモリを目撃します。
ノラに頼んで害獣駆除業者に来てもらいますが、いくら探してもコウモリは出てきませんでした。
業者の男は「昔、ここに住んでたアランという男の子が行方不明になって『父親が殺した』って噂になったなぁ」と言い残して帰っていきました。

翌朝。ジュディとピーターが学校に行こうとしていると、どこからか例のドラム音が聞こえてきます。
ジュディとピーターは驚いて周囲を見回しますが、大人のノラには聞こえないようでさっさと出勤してしまいました。
ノラがいなくなると、ジュディとピーターは転校初日から学校をサボって家中探し回り、物置部屋で『ジュマンジ』を見付けました。
興味津々でジュマンジを開くと、中はボードゲームに進みかけの駒が２つ立っていました。
2人分の駒も勝手にスタート位置に移動したので、ゲームをやってみることにします。

ピーターが面白がってサイコロを振ると、駒はサイコロの目の数だけひとりでに進み、文字盤に『チクリとひと噛み　痒くてもだえる』と浮かび上がりました。
するとどこからともなく巨大な蚊が現れ、2人は大慌てで蚊を追い払いました。

次はジュディがサイコロを振ると、文字盤には『サルが邪魔をする』と出ます。
すると、何匹ものテナガザルがキッチンに現れて食材を食べたり物を壊したりして遊んでいました。
サル達はしばらくすると、家から出て繁華街の方に消えました。
怖くなったピーターは「もうやめよう」と言いますが、ゲームの注意書きには『ゲームは途中やめ出来ない。ゴールで「ジュマンジ」と叫ぶとすべて消える』と書かれています。

巨大な蚊もテナガザルも家から出ていっただけで存在自体が消えたわけではないので、このままだと無関係の人が動物たちの被害に遭ってしまいます。
2人は仕方なく最後までゲームをすることにしました。

あらすじ③：戻ってきたアラン

次にピーターが振ったサイコロは５が出ました。
文字盤には『鋭いキバで肉を切り裂く』と浮かび、オスのライオンが現れてジュディとピーターを襲います。
2人が困っていると、どこからかターザン姿の男が現れてライオンを部屋に閉じ込めてくれました。
ターザン男の発言から、この男がかつて行方不明になった少年アラン（ロビン・ウィリアムズ）だとわかりました。
アランはジュマンジに吸い込まれてからの26年間、ずっとジャングルで生きてきたようです。
時計もカレンダーも無い環境で生きてきたアランは、ジュディとピーターから26年経っていることを知らされて大ショックを受けました。

外に出たアランは、かつて靴工場で働いていた黒人男性カール・ベントレーが警察官に転職していることを知り、さらにパリッシュ家の靴工場が廃業して、現在は廃墟同然になっているのを目の当たりにします。
たまたま廃工場に居た当時の従業員でアランの父サムの秘書だった男性に話を聞き、サムは行方不明になったアランを探すために全財産を使い果たして会社は倒産してしまったことを知りました。
アランはサムに愛されていたことを知って父に会いたくなりますが、アランの両親は既に亡くなっていました。
アランは両親の墓前で泣き崩れます。

ジュディとピーターが「ジュマンジを終わらせたいから協力して」と頼んでもアランは拒絶しましたが、その後、ジュマンジから出てきた動物たちが街で暴れていることを知り、さらにピーターが心理学を応用した会話術を駆使してもう一度説得すると、アランもジュマンジに参加してくれることになりました。

３人はリビングでジュマンジを再会しようとしますが、26年前にアランとゲームをしたサラもいないと進まない事が発覚します。
アラン、ジュディ、ピーターがサラの家に行くと、大人になったサラ（ボニー・ハント）はアランを見て驚きのあまり気絶しました。
アランは手間を省くためにサラが気絶している間にパリッシュ家に運んでしまい、サラが目を覚ますと「ゲームに参加してほしい」とお願いしますが、サラはアラン以上に頑なに拒否します。

サラは、26年前にアランがジュマンジに吸い込まれる瞬間を見た精神的ショックから幻覚を見るようになり、周りから『病気の女』と言われ続けて辛い半生を送ってきたと語りました。

頑固なサラにしびれを切らしたアランは、サラに無理やりサイコロを振らせてしまいました。
すると文字盤には『竹より早く伸び、あなたの後を追う』と出ました。
部屋のあらゆる場所から植物のツルが伸びてきて、部屋中がツルで覆われます。
それが巨大な肉食花のツルだとわかると、アランはリビングに飾ってあった剣で肉食花を倒しました。
その後、サラはアランの説得でジュマンジに参加する覚悟を決めました。

あらすじ④：ハンターのヴァン・ペルト登場

アランがサイコロを振ると、文字盤に『ジャングルの奥から現れるハンターがしつこく挑んでくる』と出ました。
すると、アランがジャングルに住み始めてすぐの頃から目をつけられていたと言う因縁のハンターヴァン・ペルト（ジョナサン・ハイド）が現れました。
アランは慌てて外に逃げていき、ヴァン・ペルトはライフルが弾切れになるとどこかに消えました。

数分後、アランが戻ってくるとジュディがさいころを振ります。
文字盤に『これは雷ではない』と出ました。
やがて家全体が地震のように揺れ始め、リビングの壁を突き破ってサイ、ゾウ、シマウマなどアフリカの動物たちの大群が現れました。
この時、突然現れた一匹のペリカンにジュマンジを奪われるハプニングに襲われます。
4人は外に出て、近所の川でペリカンからジュマンジを取り戻しました。

川からパリッシュ家に戻る途中、アランは警察官のカールに不審者扱いされて連行されてしまいます。
このときカールはまだアランが行方不明だった男の子だと気付いていません。
アランが連行された直後、ピーターはズルしてゴールしようとして、罰として全身から毛が生えて『猿の惑星』のサルのようになってしまいました。

サラはアランの保釈金を準備しようと銀行に行きますが、街は大混乱で、とてもお金がおろせる状態ではありませんでした。
そこに突然ヴァン・ペルトが現れて、ジュマンジを奪われてしまいます。
ジュディたちはヴァン・ペルトを追いかけてホームセンターに入りますが、ヴァン・ペルトはジュディたちを人質にしてアランをおびき寄せようと企んでいました。

アランがパトカーから逃げようとしていた時、警察の内線でジュディたちがヴァン・ペルトに狙われていることを知ります。
アランはパトカーでホームセンターに行き、車ごとお店に突っ込みました。
その衝撃で山積みにしてあったペンキ缶が倒れ、ヴァン・ペルトは下敷きになって動けなくなりました。

アラン達は家に戻ってすぐにジュマンジを再開します。
サラがサイコロを振ると、文字盤には『三日月が輝くと入江はモンスーンに襲われる』と出ました。

すると家の中に雨雲が現れて大雨が降り、浸水した家の中には凶暴なワニも現れました。
アランがワニと格闘していた時、苦労して帰宅したノラが玄関を開けると大量の雨水が外に流れ出ていき、ワニも一緒に流れてくれました。

ノラに事情を説明する暇もなく、４人は物置部屋に移動してジュマンジを続けます。
アランの番の文字盤には『足元にご用心。床は流砂に変わる』と出ました。
すると突然木の床が砂に変わり、アランはアリジゴクのようにどんどん砂に埋まってしまいます。

ピーターとサラがアランを助けようと格闘する中、ジュディはゴールが近いこともあり、１秒でも早く終わらせたくてすぐサイコロを振りました。
文字盤には『経験から学べば時間が逆行する』と出ました。
すると、床は元通り木に戻りますが、アランとサラが床に埋まったまま動けなくなってしまいました。

すぐにピーターがサイコロを振ると巨大グモがたくさん現れて、またすぐにサラがサイコロを振ると『ゴールは目前。大地は震え始める』と出ました。
床が揺れ始めると巨大グモは一斉にどこかへ逃げ、家は地面ごと真っ二つに割れました。
アランとサラは床が割れたおかげで動けるようになりました。

次の番のアランがサイコロを振ろうとした時、ペンキまみれのヴァン・ペルトが戻ってきてアランに銃を向けます。
アランがサイコロを投げ捨てると、ちょうどゴールできる数の目が出ました。
「ジュマンジ！」と叫ぶと、ジュマンジの上で大きな竜巻が起こり、ヴァン・ペルトを始め、ジュマンジから出てきた動物たちも道具も全て文字盤の中に吸い込まれていきます。
アランとサラは抱き合って目を閉じ、全てが終わるのを待ちました。