映画『大脱出2』のあらすじを紹介しています!
「大脱出(’13)」の続編。
天才脱獄家のブレスリンが、AI監獄『ハデス』からの脱獄に挑む。
制作年:2018年
本編時間:97分
制作国:アメリカ、中国
監督:スティーヴン・C・ミラー
脚本:マイルズ・チャップマン
キャスト&キャラクター紹介

(引用:https://www.wallpaperbetter.com)
レイ・ブレスリン…シルベスター・スタローン
プロの脱獄屋。
前作でクラーク社長と決別し、ブレスリン警備会社を立ち上げた。
表向きは警備会社だが、している仕事は以前と同じ。
不可能を可能にするのが好き。

(引用:https://i2.wp.com)
シュー…ホアン・シャオミン
ブレスリンの部下。
頭脳明晰で身体能力も抜群。囲碁を嗜む。
いとこのユシェンと共に最新型の民間刑務所ハデスに収監されてしまう。

(引用:https://www.moviestillsdb.com)
ジャスパー・キンブラル…ウェス・チャサム
ブレスリン警備の新人だったが、AIのを重視した単独行動が目立つためクビになった。
その後、シューが入るよりも前からハデスに入れられる。
ユシェン…チェン・イン・タン
アビゲイル…ジェイミー・キング
ルーク…ジェシー・メトカーフ
ズーキーパー…タイタス・ウェリヴァー
アカラ(黒人の囚人)…タイロン・ウッドリー
ジュールス(ブレスリンの部下)…リディア・ハル
レギオン…シェー・バックナー、ヴィンセント・ヤング、ヨセフ・ブレイク・メンゼル
レッド(料理人)…イファン・ルオ
バグ(昆虫協会)…ピート・ウェンツ
レオン・グラシ(民間刑務所推進派)…ゴードン・マイケルズ
チン(ユシェンの姉)…ミン・シー
本屋の男…ローマン・ミティチャン
テロリスト…ジーコ・ザキ、ローワン・ブサイド
マリー(人質)…アシュリー・カセイトー
アリス(死んだ人質)…ベイリー・カラン ほか
あらすじ紹介
あらすじ①:新人の解雇
プロの脱獄屋レイ・ブレスリン(シルベスター・スタローン)は、前作で上司のクラーク社長と決別した後、ジョージア州アトランタで自ら『ブレスリン警備』という警備会社を立ち上げて経営者になりましたが、早くも問題が起きていました。
先日、チェチェン共和国(ロシア)でブレスリン警備の部隊がテロリストグループからの人質救出作戦を実行した際、新人隊員キンブラル(ウェス・チャサム)の判断ミスが原因で人質1名が亡くなってしまったのです。
ブレスリンの部隊は作戦をフォローアップしてくれるAIを補助的に使用していました。
AIの判断の正確さを信じるキンブラルは「AIの指示に従っただけだ」と釈明しますが、人間同士のチームワーク重視のブレスリンは迷わず彼を解雇しました。
あらすじ②:『ハデス』に監禁されるシューとユシェン
それから1年後。ブレスリンの部下シュー(ホアン・シャオミン)は、いとこのチン(ミン・シー)に「弟ユシェンが命を狙われているから守ってほしい」と依頼されます。
ユシェン(チェン・イン・タン)は、独自の通信衛星技術を開発して『ユシェンテクノロジー』という会社を立ち上げた将来有望な若手実業家です。
チンによると、ジュネーブの大企業『ラスコ』がユシェンテクノロジーを買収しようとして失敗し、逆恨みされて現在はユシェンの命を狙っているそうです。
ユシェンは週末にタイのバンコクで開かれるパーティに出席予定と聞き、シューはそのパーティーに同行することにしました。
パーティーの後、シューとユシェンは謎の集団に捕まり、民間経営の秘密刑務所『ハデス』に収容されてしまいました。
そこは『ガリレオ』と呼ばれるAIに完全に管理された監禁施設です。
シューは捕まったその日、刑務所内で定期的に開かれるイベント『戦闘』に参加させられました。
『戦闘』は、『動物園』と呼ばれる広間で他の囚人とタイマンで殴り合いの喧嘩をさせられて見世物になるイベントです。
シューは『ブレスリン警備』の社員なので戦闘力は人一倍高いです。
『戦闘』にあっさり勝利すると、シューは勝者だけが使える快適部屋『保護室』で2時間過ごすことを許されました。
保護室には机とイス、紙とペン、絵画の道具や本もあり、壁一面に壮大な自然の映像が映し出され、高級ペンションのような雰囲気の部屋です。
独房には硬いベッドとトイレしかないので、囚人たちにとって『保護室』は天国同然でした。
© 2018 GEORGIA FILM FUND 60, LLC
その後、シューは『ズーキーパー(動物園の園長)』と名乗るハデスの管理者らしき白人男(タイタス・ウェリヴァー)に「ユシェンの特許に関する情報を聞き出して報告しろ」と命じられます。
シューも特許は初耳だったのでユシェンを問い詰めると、彼が開発した最新型の小型衛星は、その技術を応用すると世界中のコンピューターをハッキングできてしまい、防衛システムや核兵器も操れるため、他人に悪用されないために特許を取ったと明かしました。
その技術が悪人に渡ると危険なので、シューは黙っておくことにしました。
その後、シューはハデスの囚人になっていた元同僚のキンブラルと再会しました。
キンブラルも数か月前から理由もわからず監禁されているらしく「俺たちはブレスリンをおびき寄せるために捕まったのかもしれない」と推理しました。
シューはブレスリンに教わった『脱獄に必要な3つの教訓』を思い出し、ハデスからの脱獄を決意します。
その教訓とは、『1、施設の構造を知る』『2、人の動きを把握』『3、内か外に協力者を得ること』でした。
あらすじ③:シューを探すブレスリン
(ブレスリンとデローサ 引用:https://www.filmaffinity.com)
一方、ブレスリンは失踪したシューの行方を探って『ハデス』の存在を知りました。ハデスは『High Asset DEtention Servise(高性能留置施設)』の略で、またの名を『死者の国』と呼ばれています。
AIによる管理体制が整っているため、前作でブレスリンが脱獄成功した『墓場』よりも難易度が高いと予想されます。
ハデスには犯罪者以外にも、スパイ、政治家、実業家などが捕らえられているという噂がありました。
様々な意見が飛び交う中、ブレスリンたちはシューがハデスにいるかどうか確かめることにしました。
ブレスリンはハデスに関する金の流れを追っていて『スパロウ』という人物が運営者の1人だと判明します。
ブレスリンはスパロウの正体を探るために民間刑務所推進派の富豪レオン・グラシに接触しますが、グラシは謎の暗殺部隊に殺されてしまいました。
ブレスリンは手がかりを失いますが、元同僚の友人デローサ(デイヴ・バウティスタ)がシュー探しに協力してくれることになりました。
その後『ブレスリン警備』の新人ルーク(ジェシー・メトカーフ)がハデスについて調べている内に拉致されてしまいました。
ブレスリンはシューもルークもハデスに居ると確信し、救出方法を探ります。
一方、デローサはスパロウの正体を追って昆虫協会のバグ(ピート・ウェンツ)という男に会うと、バグはあっさりスパロウの正体を喋りました。
あらすじ④:脱獄の糸口を探るシュー
シューは医務室を確認するため、わざと怪我をして医務室に運ばれます。
あわよくば医師を仲間に出来ないかと思っていましたが、医療用AIのみで人間はいませんでした。
この後、シューは黒人囚人のアカラ(タイロン・ウッドリー)と仲良くなって脱獄仲間に加えました。
さらにシューは『動物園(広間)』にある隠し扉を出入りする囚人レッド(イファン・ルオ)を脱獄仲間にしました。
レッドは料理人で、毎日あの隠し扉を通って厨房に行き、囚人達の料理を作らされていることがわかりました。
レッドは「隠し扉を出ると必ず目隠しされるので情報は少ないけれど、隠し扉から厨房までの距離(歩数)は日によって変わる」と教えてくれました。
シューは歩数の謎を解くため、保護室に置かれている色鉛筆の芯を持ち帰り、床と壁にバツ印を描いてみると、次の日には2つのバツの位置が大きく移動していることがわかりました。
脱獄防止のためにハデスの全ての設備は可動式になっていて、部屋や廊下の位置などが定期的に変わっているのです。
その後、シューは再びズーキーパーから「ユシェンの特許の情報を早く教えないとユシェンに罰を与える」と脅されました。
早く脱獄しないとユシェンの身が危険です。
そんな中、ルークが「コンピューターオタク3人組を仲間にするべきだ」と提案しました。
彼らは3人ともスキンヘッドで顔色が悪く明らかに異端者ですが、元はアイスランドで『レギオン』と名乗って活動をしていたプロのハッカー集団です。
レギオンはハデスの設計図をハッキングで盗んだ罰としてハデスに入れられています。
盗んだ設計図はレギオンの主犯格カウント・ゼロが所有するサーバーに保管されていて、ハデス運営者は設計図を取り戻そうとしていますが、3人の中の誰がカウント・ゼロなのかすらまだわかっていないそうです。
あらすじ⑤:裏切り者
(レギオンの2人とアカラ 引用:imdb.com)
そうこうしているうちにズーキーパーはしびれを切らし、ユシェンを『戦闘』に駆り出して屈強な囚人と戦わせました。
ユシェンがあっさり負けて殴られるのを、シューは見ていることしかできません。
その後、シューはレギオン3人組が設計図上でしか見たことが無かった『保護室』に連れて行くことで彼らを仲間にしました。
レギオンはシューたちだけにカウント・ゼロが誰なのか教えてくれましたが、その直後にゼロはハデス運営者に連れ去られてしまいました。
ゼロの正体をハデスに密告したのも、ハデスの創設者『スパロウ』の正体もキンブラルだったことが判明しました。
キンブラルは1年前にブレスリンに解雇された直後、ブレスリンを恨む富豪に才能を見込まれ、資金援助してもらってハデスを作り上げました。
キンブラルは自ら囚人に成りすまして情報収集していたのです。
キンブラルはブレスリンへの復讐のためにシューとルークを誘拐し、ユシェンは『ラスコ』が狙っていることを知っていたからついでにさらったと暴露しました。
キンブラルはシューとルークを毎日『戦闘』に駆り出し、ユシェンには毎日拷問に近い尋問を始めます。
シューとルークは疲弊して脱獄する気力と体力を奪われますが、ユシェンはどんな尋問にもめげず鋼のメンタルを発揮し、シューに「諦めるな」と何度も励ましました。
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