「大脱出2」ネタバレ解説考察|矛盾探しが逆に楽しくなる | 映画の解説考察ブログ

「大脱出2」ネタバレ解説考察|矛盾探しが逆に楽しくなる

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映画『大脱出2』のあらすじを紹介しています!
天才脱獄家のブレスリンがAI監獄『ハデス』からの脱獄に挑む。

大脱出2

制作年:2018年
本編時間:97分
制作国:アメリカ、中国
監督:スティーヴン・C・ミラー
脚本:マイルズ・チャップマン

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キャスト&キャラクター紹介


(引用:https://www.wallpaperbetter.com
レイ・ブレスリンシルベスター・スタローン
「不可能を可能にする」がモットーのプロの脱獄屋。
前作でクラーク社長と決別し、ブレスリン警備会社を立ち上げた。
表向きは警備会社だが、本業は以前と同じ脱獄屋。

 


(引用:https://i2.wp.com
シューホアン・シャオミン
ブレスリンの部下。
頭脳明晰で身体能力も抜群。囲碁を嗜む。
いとこのユシェンと共に最新型の民間刑務所ハデスに収監されてしまう。

 


(引用:https://www.moviestillsdb.com
ジャスパー・キンブラルウェス・チャサム
ブレスリン警備の新入りだったが、AIの指示を重視した単独行動が目立つためクビになった男。
その後ハデスでシューと再開する。

 


(引用:https://www.imdb.com
ハッシュ50セント
ブレスリンの部下の天才ハッカー。
前の会社から一緒だった人物で、ブレスリンとはお互いに絶対の信頼を置いている。
トレント・デローサ…デイヴ・バウティスタ
ユシェン…チェン・イン・タン
アビゲイル…ジェイミー・キング
ルーク…ジェシー・メトカーフ
ズーキーパー…タイタス・ウェリヴァー
アカラ(黒人の囚人)…タイロン・ウッドリー
ジュールス(ブレスリンの部下)…リディア・ハル
レギオン…シェー・バックナーヴィンセント・ヤングヨセフ・ブレイク・メンゼル
レッド(料理人)…イファン・ルオ
バグ(昆虫協会)…ピート・ウェンツ
レオン・グラシ(民間刑務所推進派)…ゴードン・マイケルズ
チン(ユシェンの姉)…ミン・シー
本屋の男…ローマン・ミティチャン
テロリスト…ジーコ・ザキローワン・ブサイド
マリー(人質)…アシュリー・カセイトー
アリス(死んだ人質)…ベイリー・カラン ほか

 

あらすじ紹介

あらすじ①:新人の解雇

プロの脱獄屋レイ・ブレスリン(シルベスター・スタローン)は、前作でクラーク社長と決別した後、ジョージア州アトランタで自ら『ブレスリン警備』という警備会社を立ち上げて経営者になりましたが、早くも問題が起きていました。

先日、ロシアのチェチェン共和国でブレスリン警備の部隊がテロリストからの人質救出作戦を実行した際、新人隊員キンブラル(ウェス・チャサム)の判断ミスが原因で人質1名が亡くなってしまいました。

ブレスリンの部隊は作戦をフォローアップしてくれるAIアドバイザーを補助的に使用していましたが、キンブラルは隊員仲間の指示よりもAIの指示を優先し、その結果人質1人を救えませんでした。
キンブラルは「AIの指示に従っただけ」と釈明しますが、ブレスリンは迷わず彼を解雇しました。

 

あらすじ②:『ハデス』に監禁されるシューとユシェン

それから1年後。ブレスリンの部下シュー(ホアン・シャオミン)は、いとこのチン(ミン・シー)に「弟ユシェンが命を狙われているから守ってほしい」と依頼されます。

ユシェン(チェン・イン・タン)は天才技術者であり、独自の通信衛星技術を開発して『ユシェンテクノロジー』という会社を立ち上げた将来有望な若手実業家です。
チンによると、ジュネーブの大企業『ラスコ』がユシェンテクノロジーを買収しようとして失敗し、逆恨みしてユシェンの命を狙っているそうです。

ユシェンは週末にタイのバンコクでパーティに出席すると聞き、シューはそのパーティーに同行することにしました。

パーティーの後、シューとユシェンは謎の集団に捕まり、民間経営の秘密刑務所『ハデス』に収容されてしまいました。
そこは『ガリレオ』と呼ばれるAIに完全に管理された監禁施設です。

シューは捕まったその日、刑務所内にある『動物園』と呼ばれる広間で定期的に開かれるイベント『戦闘』に参加させられました。
『戦闘』は他の囚人とタイマンで殴り合いの喧嘩試合をさせられるイベントです。

並外れた戦闘力を持つシューは『戦闘』の試合にあっさり勝利すると、勝者だけが使える快適部屋『保護室』で2時間過ごすことを許されました。
保護室には机とイス、紙とペン、絵画の道具や本もあり、壁一面には壮大な自然の映像が映し出され、高級ペンションのような雰囲気の部屋です。
独房には硬いベッドとトイレしかないので、囚人たちにとって『保護室』は天国同然でした。

保護室で過ごすシュー © 2018 GEORGIA FILM FUND 60, LLC

その後、シューはハデスの管理人ズーキーパー(タイタス・ウェリヴァー)から「ユシェンの特許に関する情報を聞き出して報告しろ」と命じられます。

シューも特許の件は初耳だったのでユシェンを問い詰めると、ユシェンが開発した技術を応用すると世界中のコンピューターをハッキングでき、防衛システムや核兵器も操れるため、悪用されないために特許を取ったと明かしました。
その技術が悪人に渡ると危険なので、シューは黙っておくことにしました。

その後、シューはハデスの囚人になっていた元同僚のキンブラルと再会します。
キンブラルも数か月前からここに監禁されているらしく、キンブラルは「俺たちはブレスリンをおびき寄せるために捕まったのかもしれない」とこぼしました。

シューはブレスリンに教わった『脱獄に必要な3つの教訓』を思い出し、ハデスからの脱獄を決意します。
その教訓とは、『1、施設の構造を知る』『2、人の動きを把握』『3、内か外に協力者を得る』でした。 




あらすじ③:シューを探すブレスリン


(ブレスリンとデローサ 引用:https://www.filmaffinity.com

一方、ブレスリンは失踪したシューの行方を探って『ハデス』の存在を知りました。ハデスは『High Asset DEtention Servise(高性能留置施設)』の略で、またの名を『死者の国』と呼ばれています。
AIによる管理体制が整っているため、前作でブレスリンが脱獄成功した『墓場』よりも難易度が高そうです。
調べによるとハデスには犯罪者以外にもスパイ、政治家、実業家などが捕まっているという噂がありました。

シューがハデスに入れられている可能性は高いものの証拠はありません。
ブレスリンはハデスに関する金の流れを追って『スパロウ』という人物が運営者の1人だと判明します。
ブレスリンはスパロウの正体を探るために民間刑務所推進派の富豪レオン・グラシに接触しますが、グラシは謎の暗殺部隊に殺されてしまいました。
ブレスリンは手がかりを失いますが、友人のデローサ(デイヴ・バウティスタ)が協力してくれることになりました。

その後『ブレスリン警備』の新人ルーク(ジェシー・メトカーフ)まで何者かに拉致されてしまいました。
ブレスリンはシューもルークもハデスに居ると確信し、救出方法を探ります。

一方、デローサはスパロウの正体を追って昆虫協会のバグ(ピート・ウェンツ)という男に会うと、バグはあっさりスパロウの正体を喋りました。

 

あらすじ④:脱獄の糸口を探るシュー

シューはハデスの医務室を確認するため、わざと怪我をして医務室に運ばれます。
あわよくば医師を仲間に出来ないかと思っていましたが、医療用AIのみで人間はいませんでした。
この後、シューは黒人囚人のアカラ(タイロン・ウッドリー)と仲良くなって脱獄仲間に加えました。

さらにシューは、ズー(広間)にある隠し扉を出入りする囚人レッド(イファン・ルオ)を脱獄仲間にしました。
レッドは料理人で、毎日あの隠し扉を通って厨房に行き、囚人達の料理を作らされていました。

レッドは「隠し扉を出ると必ず目隠しされるから周りは見れないが、隠し扉から厨房までの距離(歩数)は日によって変わる」と教えてくれました。
シューはレッドの証言を元にズーの構造を調べると、脱獄防止のためにハデス内の全ての設備は可動式になっていて、部屋や廊下の位置などが定期的に変わっていることがわかりました。

その後、シューはズーキーパーから「ユシェンの特許の情報を早く持ってこないとユシェンに罰を与える」と脅されました。
そんな中、ルークが「コンピューターオタクの3人組を仲間にするべきだ」と言いだします。
彼らは3人ともスキンヘッドで明らかに変わり者ですが、元はアイスランドで『レギオン』と名乗って活動していたプロのハッカー集団で、ハデスの設計図をハッキングで盗んだためハデスに入れられています。

レギオンのリーダーはカウント・ゼロと呼ばれる男だそうですが、3人の結束は強く、ハデス運営側は誰がゼロなのかすら判断できずにいます。

 

あらすじ⑤:裏切り者


(レギオンの2人とアカラ 引用:imdb.com

そうこうしているうちにズーキーパーはしびれを切らし、ユシェンを『戦闘』に駆り出して屈強な囚人と戦わせました。
ユシェンは頭脳派の技術者なので戦闘は苦手分野です。
ユシェンがあっさり負けて殴られるのを、シューは見ていることしかできません。

その後、シューはレギオン3人組が設計図上でしか見たことが無かった『保護室』に連れて行くことで彼らを仲間にしました。
レギオンはシューたちだけにカウント・ゼロが誰なのか教えてくれましたが、その直後にゼロはハデス運営側に連れ去られてしまいました。
それはシューたちの中に裏切り者がいることを意味します。

その後、ゼロの正体を密告したのもハデスの創設者『スパロウ』の正体もキンブラルだったことが判明しました。
キンブラルはブレスリンに解雇された直後、ブレスリンを恨む富豪に才能を見込まれ資金援助してもらってAI監獄ハデスを作りました。
キンブラルは自ら囚人に成りすまして情報収集していたのです。

キンブラルはブレスリンへの復讐のためにシューとルークを誘拐し、ユシェンは『ラスコ』が狙っていることを知っていたからついでに誘拐したと暴露しました。

キンブラルはシューとルークを毎日『戦闘』に駆り出し、ユシェンには毎日拷問と尋問を行います。
シューとルークは疲弊して脱獄する気力と体力を奪われますが、ユシェンは鋼のメンタルを発揮してシューが弱音を吐くたびに励ましてくれました。

次のページに続きます!




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