ディズニー長編「シンデレラⅢ」のあらすじを紹介しています!
『シンデレラ』(1950)の後日談を描いたシリーズ第3作目。
魔法の杖を手に入れたトレメイン夫人(継母)は、魔法を使ってシンデレラと王子が結婚する前まで時間を巻き戻してしまう。
キャスト&キャラクター紹介
シンデレラ…鈴木より子
王子(プリンス・チャーミング)…堀内賢雄
トレメイン夫人…此島愛子
アナスタシア…喜田あゆ美(歌:内田ゆう)
ドリゼラ…足立忍(歌:美咲黎)
ジャック…山寺宏一
ガス…亀山助清(歌:安西康高)
国王…富田耕生
フェアリーゴッドマザー…京田尚子
大公…岩崎ひろし
プルーデンス(家臣)…谷育子
ルシファー…フランク・ウェルカー ほか
あらすじ:起
(引用:http://hamusuta1himawari.blog16.fc2.com)
シンデレラの義理の姉アナスタシアとドリゼラは、母親トレメイン夫人が認める結婚相手が見つからず、家事雑用をさせられて不満一杯の日々を送っていました。
ある日の夕方、アナスタシアはシンデレラと王子が林に入っていくのを見かけ、不思議に思って後をつけます。
シンデレラと王子は結婚記念日を迎え、動物たちとフェアリーゴッドマザーに招待されて林の奥で秘密のお祝いパーティーを開いていました。
シンデレラと王子の出会いに魔法が関係していると知ったアナスタシアは、フェアリーゴッドマザーが落とした魔法の杖を拾うと大喜びで家に持って帰ろうとします。
ゴッドマザーは杖を取り戻そうとしますが、魔法で石に変えられてしまいました。

©2007 Disney
魔法の杖と呪文の言葉を手に入れたトレメイン夫人は、魔法を使って大公がガラスの靴を持ってお屋敷に来る直前まで時間を巻き戻しました。
この日はシンデレラと王子が初めて出会った舞踏会の翌日で、大公が王子に変わってガラスの靴の持ち主を探していた日です。
当時アナスタシアとドリゼラはガラスの靴がサイズ違いで履けず、大公が帰ろうとしていた所にシンデレラが現れて、ガラスの靴を履いて見せます。
おまけにシンデレラはもう片方のガラスの靴も持っていて、大公はシンデレラをお城に連れて行きました。
時間を巻き戻したトレメイン夫人は、魔法を使ってアナスタシアがガラスの靴を履けるようにしてしまいました。

魔法でガラスの靴が履けたアナスタシア ©2007 Disney
こうしてアナスタシアが王子の結婚相手としてお城に招待され、シンデレラは大公に会わせてもらうことすらできませんでした。
トレメイン夫人はシンデレラに「アナスタシアが王子と結婚する。お前は出て行って好きな所へ行くが良い。でも王子とお城に近づくことは許さないよ!」と命じ、シンデレラが持っていたもう片方のガラスの靴も割ってしまいました。
あらすじ:承
シンデレラはしばらく悲しみに暮れた後、ねずみのジャックとガスに励まされて『王子に直接会えばきっと気付いてもらえる』と信じ、王子に会いに行くことにしました。
シンデレラは従業員用の出入り口から宮殿に侵入すると、ジャックとガスに協力してもらい『ねずみ捕り名人』のフリをして王子を探します。
その頃トレメイン夫人とドリゼラは、アナスタシアに付き添って宮殿で王子との面会に立ち会いました。
公式の声明では『ガラスの靴がピッタリ合う者に王子と結婚する資格を与える』でしたが、王子はアナスタシアを見るなり「申し訳ありませんが、人違いです。声明を修正します」と丁重に帰宅を促しました。
トレメインはここでも魔法を使い、『舞踏会で王子が恋に落ちたのはアナスタシアだった』というニセの記憶を植え付けました。
王子はたちまち表情を変え、喜んでアナスタシアにプロポーズします。
大喜びした国王は「結婚式を今夜挙げてしまおう!」と言い出します。
トレメインが王子に魔法をかける瞬間を、ジャックとガスは覗き見していました。
この後、シンデレラと王子は宮殿で再会しますが、王子は魔法にかかっているのでシンデレラが舞踏会で出会った本当の人だとは気付きませんでした。
王子とアナスタシアの婚約を知って困り果てるシンデレラに、ジャックとガスは王子が魔法をかけられていることを報告します。
シンデレラは王子の魔法の解くために、魔法の杖をトレメインから奪うことを決意しました。
同じ頃、アナスタシアは結婚式で披露する王子とのダンスの練習をしました。
王子はアナスタシアの手に触れた時、舞踏会の夜のような『ときめき』を感じないことに違和感を感じます。
一方アナスタシアは、ダンスに何度失敗しても優しい王子の態度に感動して恋に落ちていました。
ダンス練習の後、アナスタシアは国王に呼び出されて2人きりで話をしました。
国王は「亡くなった私の妃(王子の母親)も君位ダンスが下手だった」と語り、お妃が生前大切にしていたという形見の貝殻をアナスタシアにプレゼントしました。
この貝殻は妃と国王が出会うきっかけになったものです。
アナスタシアは国王の話に感動して、王子が運命の人だと信じたくなりました。
その後、アナスタシアはトレメイン夫人の部屋に戻って貝殻を見せながら「もう魔法を使いたくない。王子を騙したくないし、本当に愛されたい」と訴えますが、トレメイン夫人は貝殻を鼻で笑い「バカバカしい!愛なんかよりも魔法の方が大切よ」と即却下しました。
あらすじ:転
トレメイン夫人達の部屋を覗き見したシンデレラは、トレメインが魔法の杖を鍵のかかった引き出しに入れたのを確認すると、ジャックとガスに協力してもらい、トレメインのポケットから鍵を盗みだしました。
シンデレラは掃除係に変装して部屋に入りますが、トレメイン夫人には正体を見透かされていました。
シンデレラはジャックとガスが杖を持ったことを確認すると、一目散に部屋から飛び出します。
トレメインは衛兵にシンデレラを追わせました。
杖を持っていたジャックとガスは猫のルシファーに追われますが、魔法を使って何とか振り切りました。
シンデレラが衛兵から逃げている間、小鳥たちが王子を引っ張ってシンデレラの前に連れてきます。
シンデレラはジャックから杖を受け取って王子の魔法を解こうとした時、衛兵に捕まってしまい、杖はトレメインに奪い返されてしまいます。
シンデレラは状況を説明しようと思わず王子の手に触れました。
その時、王子は舞踏会の夜と同じときめきを感じますが、なぜなのかわかりませんでした。
トレメイン夫人は「この方は頭がおかしくなってしまった可哀そうな人です」と王子に説明すると、衛兵に連れて行かせました。
この時、興奮したドリゼラがシンデレラに向かって「私達の勝ちよ!」と叫びました。
王子は不思議に思い「勝ちって何?」と訊ねると、ドリゼラは黙ってしまいます。
王子が諦めて立ち去ると、トレメインはドリゼラを叱りつけました。
そして衛兵に「シンデレラを外国行きの船に乗せて、今後一切 宮殿に近づかせてはだめ」と命じました。
結末と感想は次のページです!
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