映画『22年目の告白 -私が殺人犯です-』ネタバレ解説|里香が殺された理由、犯行動機など10の考察 | 映画の解説考察ブログ

映画『22年目の告白 -私が殺人犯です-』ネタバレ解説|里香が殺された理由、犯行動機など10の考察

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クライムドラマ

映画『22年目の告白 -私が殺人犯です-』の解説、考察をしています!

後半からどんでん返し多めで面白かったですが、何となく犯行動機などがぼやけていまいち納得出来なかった部分があったのでよく考えてみました。

鑑賞済みの方向けの解説考察記事です。
まだ観ていない方はネタバレにご注意ください。

・本作のあらすじ記事はこちらです↓

映画『22年目の告白 -私が殺人犯です-』ネタバレあらすじ|連続絞殺事件とトラウマに苦しむ遺族たち
映画『22年目の告白 -私が殺人犯です-』のあらすじを紹介しています! 1995年に発生し、迷宮入りした『東京連続絞殺事件』から22年後。 犯人を名乗る男が告白本を執筆して記者会見を開き、世間を騒がせた。 曾根崎は遺族などの恨みを持つ人物達...

 

『22年目の告白 私が殺人犯です』概要紹介

 

22年目の告白
制作年:2017年
本編時間:116分
制作国:日本
監督:入江悠
脚本:平田研也、入江悠
関連映画:『殺人の告白』

 

あらすじ

時効を過ぎて迷宮入りした『東京連続絞殺事件』の発生から22年後、犯人を名乗る男 曾根崎雅人が告白本を執筆して大規模な記者会見を開き、世間を騒がせました。

曾根崎は若者を中心にカリスマ的人気を集め、日本全体にソネ様ブームが起こる中、事件被害者の遺族たちは復讐のチャンスを伺います。
当時事件を捜査していた刑事の牧村は、曾根崎を彼らの攻撃から守りつつ、動向を見張ります。

主要人物とキャスト紹介

・曾根崎雅人(そねざき まさと)…藤原竜也
『東京連続絞殺事件』の犯人を名乗って告白本の発表と共に世間に顔を出した男。
本の発売前から派手なパフォーマンスで世間を騒がせる。

・牧村航(まきむら こう)…伊藤英明
事件発生当時『東京連続絞殺事件』の捜査に加わった新人刑事。
22年前の事件で5人目のターゲットにされたが、当時の上司が身代わりとなり生き残った。
事件の直後に失踪した妹を探している。

・牧村由香(まきむら ゆか)…石橋杏奈
牧村の妹。22年前の阪神淡路大震災で被災して自宅アパートが崩壊し、東京の牧村の自宅に一時的に身を寄せていた。
5件目の事件発生直前から失踪している。

・小野寺拓己(おのでら たくみ)…野村周平
由香と同棲していた婚約者。由香と一緒に牧村宅で世話になっていた。
事件の時効が成立してから投身自殺を図っている。

・仙堂俊雄仲村トオル
元ジャーナリストのニュースキャスター。
曾根崎に強い思い入れがあり、共演を依頼をする。

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事件の概要など

事件の概要や主要人物達の目的などをまとめます!

22年前の事件と牧村の関係

22年目の告白
©2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会

1995年の1月~4月の間に東京都内で5件の連続猟奇殺人が発生しました。
犯人は被害者家族の目の前で被害者を絞殺する残忍な手口で、5人目の被害者は捜査一家の刑事でした。

『東京連続絞殺事件』と呼ばれ、警察も捜査本部を立ち上げて全力で捜査しますが、犯人が特定出来ないまま、15年後の2010年4月27日に時効が過ぎ迷宮入りしました。

5人目の被害者になった刑事の滝幸宏(平田満)は、当時新人警察官だった主人公 牧村航(伊藤英明)の直属の上司でした。
牧村は犯人の割り出しに全力を注いでいましたが、時効を過ぎてしまい、言葉では言い表せない無念さを味わいました。

また、5件目の事件発生直前から、牧村の妹の里香(石橋杏奈)が失踪しています。
当時里香と牧村は同じアパートに暮らしていました。
舞台となる2017年現在も彼女の行方はわかっていません。




刑事法改正の詳細

 
©2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会

1995年の4月27日まではどんな殺人事件にも時効がありましたが、同年4月28日から刑事法改正がなされて、悪質な殺人事件(もし犯人が捕まったら死刑判決が下る可能性のある事件)は時効が無くなりました。

『東京連続絞殺事件』の最後の犯行日は法改正が施行される前の4月27日で、新しい法律が適用されなかったため、時効を過ぎた直後は、牧村を始め滝と関わりのあった刑事達は泣いて悔しがりました。

 

犯人が決めた3つのルール

『東京連続絞殺事件』の犯行には、彼独自の3つのルールがあったと明かしました。

・1つ目『被害者の親族か近しい人物に、1対1で殺害の一部始終を目撃させること』
・2つ目『被害者を背後から絞殺すること』
・3つ目『ルール1の目撃者は生かしておくこと』

曾根崎は、これらのルールは、殺人による快楽を最も高める方法だったと語りますが、実際には快楽殺人ではありませんでした。

 

5人の被害者と遺族

1人目

被害者は飲食店を経営する男性で、『目撃者』は殺された男性の妻でした。
現在お店は親戚の1人が後を継いでいて、牧村が度々利用しています。
その後の妻は登場しないので、精神衛生上お店からは離れてしまったか、自殺などで死亡してしまったかどちらかなのでしょう。

2人目

被害者は会社員の男性で、目撃者は男性の妻でした。
22年前の当時小学生の女の子だった岸美晴(夏帆)は、被害者夫婦の一人娘です。
犯行が起きた当時は隣の部屋に監禁隔離されていて犯行を目撃してはいませんが、一部始終の物音と父と母の悲痛なうめき声は聞こえていました。
被害者遺族として現在も犯人を恨みながら生きています。
目撃者だった美晴の母は全く登場しない上に現状も明かされなかったため、1人目の目撃者と同じで精神を病んで静養中か自殺のどちらかと思われます。

3人目

被害者はホステス嬢で、目撃者は当時の恋人でヤクザの端くれだった橘大祐(岩城滉一)です。
橘は22年後の現在、ヤクザ『橘組』の組長にのし上がりました。
また、橘組の構成員だった戸田丈(早乙女太一)は、この時殺されたホステスの一人息子だったことも判明しました。

4人目

被害者は30代の主婦で、目撃者は夫の山縣明寛医師(岩松了)です。
22年後の現在、山縣は病院の院長になっています。
また、山縣医師は牧村と小野寺の計画の協力者でもありました。

5人目

被害者は、当時牧村と共に事件を追っていた50代の刑事 滝で、目撃者は牧村でした。
犯人は本当は牧村を狙っていましたが、誤算が生じて滝が被害者になっています。
この時に牧村を殺せなかったことが、殺人をやめた理由だと明かされています。

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『曾根崎の正体』、『真犯人の犯行動機』、『里香が殺された理由』、『真犯人のその後』、『美晴の蛙』などについてです。




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