「ターミネーター:新起動/ジェニシス」ネタバレ解説|ストーリー総変え編 | 映画鑑賞中。

「ターミネーター:新起動/ジェニシス」ネタバレ解説|ストーリー総変え編

SFアクション

映画「ターミネーター:新起動/ジェニシス」のあらすじと解説を紹介しています!

舞台は1984年のロサンゼルス。カイル・リースが到着した過去は、2029年のジョンが語っていた状況とは違っていた。

原題:TERMINATOR GENISYS
制作年:2015年
本編時間:125分
制作国:アメリカ
監督:アラン・テイラー
制作:デヴィッド・エリソン、デイナ・ゴールドバーグ
 

キャスト&キャラクター紹介

カイル・リースジェイ・コートニー
少年期…ブライアント・プリンス


(引用:https://twitter.com

ジョンの父親となる人物。戦時中に生まれ育った生粋の戦士。
ターミネーターからサラ・コナーを守るという大事な役目を任されて2029年から1984年に送り込まれた。

 

サラ・コナーエミリア・クラーク
少女期…ウィラ・テイラー


(引用:https://movie.walkerplus.com

将来ジョン・コナーを産む女性。1984年は19~20歳。
T1に登場するような年齢相応のか弱い女性ではなく、屈強な女性に育っている。
9歳の頃、T-1000に両親を殺されて襲われたところをT-800に救われ、その後はT-800と共に戦い方や戦争を生き抜く方法などを学びながら育った。

 

T-800(サラの守護者)…アーノルド・シュワルツェネッガー
若いT-800(身体)…ブレット・アザー


(引用:https://www.polygon.com

中年男の外見のターミネーター。
外側にまとっている皮膚(生体細胞)が年を取るため、完成したばかりのターミネーターよりも10歳年を取っていて「古いが、ポンコツではない」が口癖。
サラには『おじさん』と呼ばれている。
隙あらばサラとカイルに子作りを促そうとするためサラに叱られる。
何者かの手によってサラが9歳の年代に送られ、殺された両親に代わってサラを守り続けている。
誰が送ったのかは本人のデータにも残されていない。

 

ジョン・コナー、T-3000ジェイソン・クラーク

(引用:https://harack.hatenablog.jp

『人類の希望』、『予言者』と呼ばれ、機械との戦争を勝利に導いた人類抵抗軍のリーダー。
2029年、カイルを1984年に送り込んだ瞬間にアレックスに襲われ、T-3000に改造されてスカイネットの味方になる。
T-800の解説では、人間を分子サイズのウィルスのような機械に感染させて細胞レベルで人体を再構築し、戦闘能力を最大化した殺人マシンで、細胞同士は磁力でくっついている。

 

オブライエン刑事J・K・シモンズ
青年期…ウェイン・バストラップ

(引用:https://www.slashfilm.com
1984年のロサンゼルスでT-1000とカイルの争いに巻き込まれ、生き延びた刑事。
ターミネーターと一連の事件に興味を持ち、サラやターミネーターについて独自に調査しているが 、周りの刑事は彼を”マシンオタク”と呼んで相手にしていない。

 

若いT-800アーノルド・シュワルツェネッガー


(引用:https://www.cinematoday.jp

サラを殺しに来たターミネーター。
サラとおじさんT-800に壊された後、サラを追って来たT-1000に一度修復されるが、カイルによって完全に壊される。
マイクロチップはタイムスリップマシンの部品として使用される。

 

ダニー・ダイソンダイオ・オケニイ


(引用:https://renote.jp

スカイネットの元となるCPUを開発したマイルズ・ダイソンの息子で、ジェニシスの生みの親。

 

その他のキャスト

T-1000…イ・ビョンホ
アレックス(T-5000)…マット・スミス
マイルズ・ダイソン…コートニー・B・ヴァンス
マティアス警視…マイケル・グラディス
チェン刑事…サンドリーヌ・ホルト
ハーディング刑事…グレゴリー・アラン・ウィリアムズ
ティモンズ刑事…オット・サンチェス
トラックの運転手…アフェモ・オミラミ
カイルの父…マーク・アダム・ミラー
カイルの母…ケリー・オマリー
エリック・トンプソン(警察病院の看護師)…ダグラス・スミス
公園の若者…ジョン・エドワード・リークリスチャン・トラクセルルーク・セックストン
ホームレス…アーネスト・ウェルス ほか

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あらすじ前半

スカイネットと人間の戦争が終わる2029年。
スカイネットは人類抵抗軍の希望ジョン・コナーの母親サラを殺すため、T-800を1984年に送り込んだ。
2029年のジョンはサラが殺されるのを防ぐため、彼自身の父親となる男カイル・リースにT-800の後を追わせた。
カイルがタイムスリップマシンから消える瞬間、カイルは何者かがジョンを襲ったのを目撃した。

過去に着いたカイルはT-800からサラを守るはずだったが、なぜか突然現れたT-1000に襲われたり、スカイネットが送ったT-800がすでに破壊されていたり、予期せぬ事態が多く起きた。
サラには中年姿のT-800が味方についていて、2人は協力してT-1000を硫酸で完全に破壊した。
カイルは、ジョンから聞いていた過去の状況とまるで違うことに戸惑いながら、サラの護衛を続けることにした。

サラは、幼少時代にT-1000に襲われて両親を殺され、突然現れたT-800に助けてもらってから、ずっとT-800と一緒に生きているとカイルに語った。


(T-800に救われた幼いサラ 引用:http://chuckykun.blog58.fc2.com

サラを守っている中年のT-800を誰が未来から過去に送ったのか、T-800自身もわからないという。

おじさんを送ったのは誰なのかについては、次回作が制作打ち切りになってしまったため正解を知ることはできませんが、ジョンかケイトかT-800本人の誰かだと思われます。

さらに、カイルはサラとT-800がタイムスリップマシンを制作し、1997年にタイムスリップして審判の日を阻止しようと計画していることを知らされた。

カイルはタイムスリップした直後から、平和な世界に暮らしている子どもの頃の自分自身が、見知らぬ人物から『ジェニシスがスカイネットだ』、『2017年のサンフランシスコへ行き、起動する前に壊せ』と言われる身に覚えのない記憶がよぎるようになっていた。
スカイネットとの戦争が始まった後に生まれ育ったカイルに、平和な時代に暮らす少年時代の記憶があるのはおかしい。

タイムスリップにより過去が変わったことで未来も変わったのだと確信したカイルは、何度もよぎる記憶を2人に伝えると、T-800は「それは君が生きてきたときとは別の時間軸の記憶だ」と説明した。
カイルはサラを説得して、2人で2017年10月のサンフランシスコにタイムスリップすることにした。
T-800は負傷してタイムスリップマシンが使えなくなったため、このまま残って時の流れに身を任せて2017年になるのを待つことになった。

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あらすじ後半

タイムスリップで2017年の高速道路上に到着したカイルとサラは、タイムスリップの影響で地面が削れたことなどから、爆破事件を起こそうとしたテロリストと疑われて警察に拘束された。
警察病院で治療を受けた際、『ジェニシス』が、マイルズ・ダイソンの息子ダニー・ダイソンが開発した『あらゆる機器をつなぐAIシステム』のことだと気付く。
2017年現在ジェニシスは試験運用中で、もうすぐ全国で本格的に運用開始予定だが、もし本格運用を始めてしまえばスカイネットは機器のある場所ならどこでもハッキングできてしまうようになるとわかった。
つまり、ジェニシスを起動する日が『審判の日』になるということだ。

ジェニシスを破壊するために警察病院から脱出しようとした2人の前に、突然スーツ姿のジョンが現れた。
サラとカイルが安心したのもつかの間、遅れてきた初老姿のT-800がジョンを攻撃し、ジョンはターミネーターになっていることが判明した。


(手の平の負傷を修復するジョン 引用:https://ameblo.jp

ジョンはカイルを過去に送った時に襲われて、ナノマシン型のターミネーター(スカイネットの味方)に改造されていたのだ。
ターミネーターになったジョンは、サイバーダイン社がスカイネットを開発した年代にタイムスリップして、スカイネットの成長を見守りながらカイルとサラが来るのを待っていたそうだ。
※サイバーダイン社:スカイネットを開発した会社
またジョンはこの時、カイルがジョン自身の父親だと告げ、カイルを動揺させた。

サラとカイルがジョンからの仲間の誘いを断ると、ジョンは2人に襲い掛かった。
サラ、カイル、T-800は協力してジョンと戦い、ジョンが磁器マシンに吸い寄せられて動けなくなった隙に病院から逃げた。
この時、ジェニシスの起動まで残り27時間になっていた。

サラ、T-800、カイルはスカイネットがあるサイバーダイン社の爆破を計画し、武器の準備をするために隠れ家へ移動した。
準備中、カイルはサラから「あなたは48時間以内に死ぬ」と宣告されてショックを受ける。
また、T-800は敵になってしまったジョンへの対策として、ジョンの壊れた細胞の復活を遅らせるお手製の武器を作った。
準備が出来た頃、ジョンが隠れ家に現れた。
サラはジョンに容赦なくグレネードランチャーを撃ち込むと、T-800が調達していたスクールバスでサイバーダイン社へ向かった。

復活したジョンはバスを追いかけてきて2人を殺そうとした時、T-800が作ったお手製の武器が効き、ジョンはバスと一緒に川に落ちた。
サラとカイルはT-800に助けられたが、駆け付けた警察に3人とも逮捕された。

3人が別々の部屋で取り調べを受けていた際、ジョンは警察関係者に扮して攻撃するタイミングを伺っていることに気付いたT-800は、手錠を壊してジョンに襲い掛かった。

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『ターミネーターおたく』のオブライエン刑事は、ターミネーターを見ると急いでサラとカイルの手錠を外し、警察署の武器庫に案内してくれた上、ヘリコプターまで提供してくれた。
武器庫へ向かう直前、サラは警察署に来ていた、この世界に生きている10歳位のカイルと遭遇した。
T-800とジョンの戦いで壊れていく警察署の中で足がすくんでしまったカイル少年に、サラは力強く声をかけて励ました。

サラ、カイル、T-800はヘリコプターでサイバーダイン社にたどり着いた。
ジェニシスの起動までは残り約13時間だったが、サラとカイルが到着すると、スカイネットは起動までの時間を短縮しはじめた。
T-800は様々な工夫でジョンを足止めしながら、2人を爆弾設置に最適な場所に案内した。
T-800は2017年に再びサラとカイルと会えるのを待つ間にサイバーダイン社の建設作業員として働き、社内の構造を熟知していた。

この頃には、起動までの時間は残りわずか11分に迫り、爆弾を設置している間にジョンが邪魔しに現れた。
3人はジョンを、後にタイムスリップマシンとなる電磁場発生装置に追い詰めてスイッチを入れた。
カイルがサラを連れてT-800に言われていた地下の防護室に入ると同時に爆発が起こり、ジョンは超強力な電磁場により消滅し、T-800は装置の中からはじけ飛び、液体金属の中に沈んでいった。

爆発から数分後、サラとカイルがいた防護室の扉を開けたのはアップグレードしたT-800だった。

恐らくT-800はターミネーター(液体金属なのでT-1000の素?)の製造ラインに落ちて修繕されました。
このアップグレードでT-800はT-850になり、T3のストーリーと繋がってきます。

こうしてスカイネットは爆破され、審判の日はまぬがれた。
カイルは2017年の時間軸にいる自分自身(カイル少年)に会いに行き「ジェニシスがスカイネットだ」、「2017年のサンフランシスコへ行き、起動する前に殺せ」と伝えた。

この時、カイルがタイムスリップしてから48時間が経過したが、カイルは死ななかった。
カイルとサラがキスを交わすと、隣で見ていたT-800はぎこちない笑顔で笑った。

 

エンドロール後

爆破されてガレキの山と化したサイバーダイン社の地下に、爆破をまぬがれて生き残ったスカイネットの一部が赤い光を放っていた。
スカイネットと人類の戦いはまだ終わっていない。

 

エンドロール歌:Jane Zhang ft. Big Sean『Fighting Shadows』

 

ターミネーター:新起動/ジェニシス【動画配信】

 

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解説や考察、感想など

本作についての解説や、前作へのオマージュやセリフについて説明していきます。

ジョンとカイルが初めて出会う場面

ジョンとカイルは、少年のカイルが人間型のターミネーターに襲われかけていたのをジョンが助けるという形で出会っています。

前作のT4と本作とは違う形でジョンとカイルが出会っていることから、本作はT4の続きではないことが示唆されています。
その後のストーリーでも、今までのシリーズでの過去や未来とは違う出来事が起こっており、新しいストーリーが展開されています。

 

サラがジョンが本物かどうか疑うシーンについて

これは私が個人的に疑問を感じた展開で、解説ではありません。

2017年の警察病院で、カイルとサラの前にジョンが現れます。
この時、サラはジョンが本物かどうか疑い、証明させようとします。
ジョンは「あなたは子守歌が大嫌いで、いつもエルトン・ジョンの歌を子守歌として聞かせてくれたけど、死にそうな猫のような声で歌っていた」と言い、サラは「本物なのね!」と笑顔を見せています。

エルトン・ジョンが好きなのは当たっていたんでしょうが、この時のサラはまだジョンを産んでいないし妊娠すらしていません。
だから子守歌を歌うという行為自体、この時のサラはしたことがないはずです。
それなのに、この『エルトン・ジョンの子守歌』話でジョンが本物だと確信するサラが理解出来ませんでした。

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名言やオマージュシーン、その他気付いた事など

本作に登場するセリフで、過去作のオマージュのシーンやセリフを紹介します。

There is no fate but what we make for ourselves.」(運命は自分で作る)

毎回出てくる有名なセリフです。
本作では、未来のジョンから過去のサラへのメッセージの中でこれを言っています。

 

Come with me if you wanna live.」(生きたければついて来い)

これも毎回出てくる有名なセリフです。
本作では、T-1000に襲われたカイルをサラが助け出す際に、サラが言っています。

 

装置で電磁波を発生させる

警察病院でT-800とジョンの戦闘になった際、サラは押し負けていたT-800を置いて行けず、医療機器に電磁波を発生させてジョンを磁石のように張り付けにして動けないようにします。
これはT3の、空軍本部でジョンがT-Xから逃げる際、電磁波を使ってT-Xを動けなくした方法と同じです。

 

I’ll be back.(すぐ戻る)」

画像関係なくてすみません。この定番の作り笑いが好きでどこかに入れたかったんです!

これも有名なセリフですね。
サラとカイルとT-800がヘリコプターでサイバーダイン社へ向かおうとしたとき、ジョンは3人を追いかけて止めようとします。
T-800はジョンを破壊すべくジョンが乗っていたヘリに突撃しますが、ヘリから飛び降りる前にサラにこのセリフを伝えます。

この決め台詞に対してサラが「what?」とツッコミ(?)を入れて、コメディ感のある演出になっていて笑っちゃいました。

 

ジョンとT-800の戦闘シーン

T-800に追われたジョンはT-800に冷気のガスを浴びせ、凍らせて動きを止めます。
これはT2で使われていた方法で、T4にも登場していました。

 

カイルが死なない

カイルはタイムスリップしてから48時間以内に死亡するはずでしたが、本作でカイルは命を落とささないまま物語は終わります。
未来も過去も変わったから死ななかったということなんでしょうが(まだジョン作りもしていませんし笑)、真相は語られていません。

 

エミリア・クラークとジェイソン・クラークについて

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本作のキャストを見ていて気になったのが、サラ役のエミリア・クラークとジョン役のジェイソン・クラークのファーストネームが一緒という点です。
上の写真だと一番左がジェイソンで、真ん中の白黒ドレスを着ているのがエミリアです。
役柄的にも一応親子の関係だからなにかあるのかも?!と思って調べましたが、2人はたまたま苗字が一緒だっただけで、親戚や夫婦などではないようです。
特にジェイソンは今までにも映像作品に多数出演している名わき役的な俳優さんだったようですが日本での知名度はあまりなく、本作で一気に知名度が上がりました。
私も彼が出演している作品はいくつか見たことがあったものの、本作を見るまで顔と名前が一致していませんでした。。

 

登場した曲

最後に、作中で流れていた音楽も紹介しておきます。

・Ramones『I wanna be sedated

・OneRepublic『Love Runs Out』

・Inner Circle『Bad Boys』

・Jane Zhang ft. Big Sean『Fighting Shadows』(エンドロール挿入歌)

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前作↓

参考記事

http://mgdb.himitsukichi.com

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