ラピュタの呪文、名前、名台詞一覧
呪文と名前
リュシータ・トエル・ウル・ラピュタ
シータの秘密の名前です。
ムスカいわく、『トエル』が『王』、『ウル』が『真』という意味で、シータは正式なラピュタの王女であると語っています。
ムスカの秘密の名前です。
『パロ』の意味は作中では明かされないのでわかりませんが、シータとムスカの祖先は元々一つの一族だったとムスカが語っていたので、ムスカも元々はラピュタの王族だったようです。
ですが『トエル』が入っていないので、王族ではなく分家のようなものなのかもしれません。
シータの祖母がシータに教えたラピュタの秘密の呪文で『われを助けよ、光よ蘇れ』という意味です。
バルス
あまりにも有名なラピュタの滅びの呪文です。
シータ(とパズー)のこの呪文でラピュタは滅びます。
ムスカの名台詞
ムスカがシータに壊れたラピュタの兵隊を見せた際にかけた言葉です。
死んでいると言っていますが、後にシータの呪文によってまだ生きていたことがわかります。
ラピュタはかつて、恐るべき科学力で天空にあり、全地上を支配した恐怖の帝国だったのだ!
そんなものがまだ空中をさまよっているとしたら、平和にとってどれだけ危険なことか君にもわかるだろう?
私に協力してほしい。」
ラピュタについてシータに説明した言葉です。
後半はラピュタ探しに協力してほしくてついたウソです。
「君も男なら聞き分けたまえ!」
ムスカはシータを脅してパズーの自由と引き換えに軍のラピュタ探しに協力するよう迫り、シータはパズーのためにこれに応じます。
シータがパズーに別れを告げた後、シータを追いかけようとするパズーにかけた言葉です。
ラピュタにたどり着いたムスカが、財宝に夢中の将軍と兵士を見てつぶやいた一言です。
このセリフはお笑い芸人のなだぎ武さんがムスカのモノマネコントをするときに使われています(笑)
将軍「貴様、正気か?」
ラピュタの中枢にたどり着いたムスカが将軍に言い放った言葉です。
突然ラピュタ王などと言いだしたので、将軍はムスカの正気を疑っています。
「旧約聖書にある、ソドムとゴモラを滅ぼした天の火だよ、ラーマヤーナではインドラの矢とも伝えているがね。
全世界は再びラピュタの元にひれ伏すことになるだろう。」
ムスカが軍隊にラピュタの兵器を見せた際の言葉です。
ホログラムのようになって兵士たちの前に現れたムスカに向けて将軍が発砲しますが、ムスカたちはラピュタの中枢にいるため当然弾は当たりません。
将軍が発砲した後、将軍に言った言葉です。
兵士たちを落とすのを止めさせようとしたシータへの言葉です。
シータにとっては悲劇です(笑)
ラピュタを攻撃しようとした軍隊に向けた言葉です。
見ろ!人がゴミのようだ!!ハッハッハ!!」
(引用:https://twitter.com)
ラピュタの力でゴリアテを破壊し、崩壊していくゴリアテを見た時の発言です。
この直後、ムスカはシータに飛行石を奪われます。
「どこへ行こうというのかね?」
飛行石を持って逃げるシータに言っています。
この後はただ笑いながらシータを追いかけます。怖い(笑)
ムスカ「立て!鬼ごっこは終わりだ!…終点が玉座の間とは上出来じゃないか。ここへ来い!」
シータ「ここが玉座ですって?ここはお墓よ、あなたと私の。
国が滅びたのに、王だけ生きているなんて滑稽だわ。あなたに石は渡さない!
あなたはここから出ることもできずに、私と死ぬの。
今は、ラピュタがなぜ滅びたのか、私よくわかる。ゴンドアの谷の歌にあるもの。
『土に根をおろし 風と共に生きよう 種と共に冬を超え 鳥と共に春を歌おう』
どんなに恐ろしい武器を持っても、沢山の可哀そうなロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ!」
ムスカ「ラピュタは滅びぬ!何度でも蘇るさ!
ラピュタの力こそ人類の夢だからだ!
次は耳だ!ひざまずけ!命乞いをしろ!小僧から石を取り戻せ!」
ムスカが逃げるシータを追い詰めた時のやりとりです。
玉座の間とは、国王や皇帝が座るための椅子が置かれた部屋のことで、映画やゲームなんかに出てくる王様がよく座っている椅子がある場所のことです。
「3分間待ってやる!」
パズーとシータに二人きりで話す時間を与えた時の言葉です。
ムスカは弾の交換した後は何してたんでしょうね。
「あぁ、目が、目がぁ~!!」
飛行石の強い光を直視したムスカは目が見えなくなったようです。
この後ムスカが茶色いガレキと一緒に落ちていくシーンがありますが、ムスカが小さく描かれていて中々わかりづらいです。
ドーラのママの名台詞
「偉そうな口をきくんじゃないよ!娘っ子1人守れない小僧っ子が!」
パズーがシータに別れを告げられて帰宅した際、パズーの家ではドーラ一家がご飯を食べながらパズーの帰りを待っていました。
パズーがドーラ一家に出ていけと言った際にママが返した言葉です。
ママ「で、いじけてノコノコ帰って来たわけかい。それでもお前男かい!?」
パズー「いばるな!お前たちだってシータを狙ってるじゃないか!」
ママ「当たり前さね。海賊が財宝を狙ってどこが悪い!」
(中略)
ママ「シータがそう言った?バーカ!
お前を助けるために脅かされてやったに決まってるじゃないか!」
ルイ「よくわかるねぇ、ママ」
ママ「だてに女を50年やってるんじゃないよ。
泣かせるじゃないか、男を助けるためのつれない仕草。
あたしの若い頃にそっくりだよ。
お前たちも嫁にするんならあぁいう娘にしな!」
ルイ「え?ママのようになるの?あの子?」
パズーを叱っているママとパズーのやり取りです。
後半は好きなのでそのまま抜粋してしまいました。
ちなみにママの若い頃の絵がママの部屋に飾ってあります。
確かに見た目はシータそっくりですが、かなり気が強そうです。
© 1986 Studio Ghibli
パズー「おばさん、僕を仲間に入れてくれないか?」
ママ「甘ったれんじゃないよ!そういうことは自分の力でやるもんだ!」
パズー「そうさ、僕がバカじゃなくて力があれば守ってあげられたんだ。ラピュタの宝なんかいらない、お願いだ!」
(中略)
ママ「40秒で支度しな!」
最後は特に有名なセリフですね。
パズーがママに仲間にして欲しいと言った時のママの返事です。
パズー「おばさん、僕たちを船に乗せてください。」
ママ「『船長』と言いな!飛行石を持たないお前たちを乗せて何の得があるんだい?」
パズー「働きます!」
シータ「ラピュタの本当の姿をこの目で確かめたいんです!」
ママ「…ふん、宝は要らないとか、ラピュタの正体を確かめるとか、海賊船に乗るには動機が不純だよ。」
パズーとシータがドーラ一家にしばらく仲間にして欲しいと頼んだ時のママの返事です。
根っからの海賊のママが、パズーとシータが海賊船に乗りたい理由を聞いて「動機が不純」と愚痴をこぼしているのが印象的です。
ちなみにこの後シータが仲間になることでママの3人息子が喜び、長男ルイはミンスミートパイ、次男のがシャルルがプディングをリクエストし、三男のアンリは迷った末に「なんでも食う」と答えます。
ドーラ一家がラピュタに向かう際にママが乗組員に言った言葉です。
『まっとうな海賊』というフレーズが好きです。
これもお気に入りです。ゴリアテに狙われた時の発言です。
「滅びの言葉を使ったんだ。あの子たちはバカ共からラピュタを守ったんだよ。」
壊れたラピュタを見てママは全てを察しています。
おさげを切られて戻ってきたシータへの発言です。
愛着のあった船を失った男よりも髪の毛を失った女の方が辛いと言っています。
パズーとシータの名台詞
私、他にも沢山おまじないを教わったわ。物探しや、病気を治すのや、絶対使っちゃいけない言葉だってあるの。」
パズー「使っちゃいけない言葉?」
シータ「滅びのまじない。良いまじないに力を与えるには、悪い言葉も知らなければいけないって、でも決して使うなって。
教わった時怖くて眠れなかった。
あの石は外へ出しちゃいけないものだったのよ。だからいつも暖炉の穴に隠して会って、結婚式にしか着けなかったんだわ!
お母さんもお祖母さんも、お祖母さんのお祖母さんも、みんなそうしてきたんだもの!
あんな石、早く捨ててしまえば良かった!」
パズー「違うよ、あの石のおかげで僕はシータに会えたんだもの!石を捨てたってラピュタは無くならないよ。
飛行機械がどんどん進歩してるから、いつか誰かに見つかっちゃう。
まだどうしたらいいかわからないけど、本当にラピュタが恐ろしい島なら、ムスカみたいな連中に渡しちゃいけないんだ!
それに、今逃げだしたらずっと追われることになっちゃうもの。」
シータ「でも、私のためにパズーを海賊にしたくない!」
パズー「僕は海賊にはならないよ。ドーラだって分かってくれるさ、見かけより良い人だもの。
全部片付いたら、きっとゴンドアへ送っていってあげる!
見たいんだ!シータの生まれた古い家や、谷や、ヤクたちを!」
パズーとシータがドーラ一家の飛行船の上でしていた会話です。
『良いまじないに力を与えるには悪い言葉も知らなければならない』というのは、物事の良し悪しの判断が付かなければまじないは使えない(使う資格がない)ということだと思います。
シータ「なぜ?」
ママ「なぜってお前は女の子だよ!」
シータ「あら、おば様も女よ!それに私、山育ちで目は良いの!パズーもそうしろって!」
ママ「ハッハッハ!上がったら伝声管は使えないよ。中に電話があるか…」
シータ「電話ってこれね、おば様!」
ルイ「スゲー…」
シータがグライダーに乗ることをママに許させるまでのやりとりです。
今までママを言い負かした者は誰もいないらしく、ドーラ兄弟たちはシータの言動に感心しています。
シータ「海に捨てて!」
ムスカから奪った飛行石をパズーに渡した時のシータの言葉です。
シータ「ここが玉座ですって?ここはお墓よ、あなたと私の。
国が滅びたのに、王だけ生きているなんて滑稽だわ。あなたに石は渡さない!
あなたはここから出ることもできずに、私と死ぬの。
今は、ラピュタがなぜ滅びたのか、私よくわかる。ゴンドアの谷の歌にあるもの。
『土に根をおろし 風と共に生きよう 種と共に冬を超え 鳥と共に春を歌おう』
どんなに恐ろしい武器を持っても、沢山の可哀そうなロボットを操っても、土から離れては生きられないのよ!」
ムスカの欄にも書きましたが、「玉座の間とは上出来だ」という言葉に対してのシータの発言です。
(引用:https://.twitter.com)
一番有名なラピュタの滅びの呪文です。
死を覚悟した上で、それでもラピュタを守るために破滅させることを決意したパズーとシータの覚悟が表情に表れています。
その他の名言
おかみさん「誰がそのシャツを縫うんだい?」
(引用:https://twitter.com)
親方とドーラ兄弟の喧嘩のシーンで、親方が筋肉の盛り上がりで服をはちきれさせたとき、呆れたおかみさんが親方に言い放った一言です。
おかみさんの口ぶりからしてしょっちゅうやっているようですね。
おかみさんは「縫う」と言っていましたが、こんなにはちきれて粉々になったシャツを本当に修復できるの?と毎回思ってしまいます笑
ましてその石は人の手が作り出した物。…その、気になってのう。」
パズーとシータがポムじいさんに会ったときに、ポムじいさんがシータに言った言葉です。
(引用:https://twitter.com)
ママの服に着替えたシータを見て、長男のルイがつぶやいた一言です。
その場にいた全員の気持ちを代弁しています。
ママ「ふん、ラピュタの宝だ、無理もするさ。」
じっちゃん「確かに良い子だよ、あの2人はなぁ。」
ママ「何が言いたいのさ、このクソジジィ!」
じっちゃん「堅気に肩入れしてもよ、尊敬はしてくれねぇぜ。」
ママとじっちゃんがチェスをしている時の会話です。
ママがパズーとシータを海賊船に乗せることにした理由をじっちゃんが代弁してくれています。
じっちゃんがチェスを有利に進めていることが、じっちゃんがママよりも人格的に一枚上手であることを表していると感じます。
ラピュタにたどり着いた軍隊がお城の中にあった財宝を集めていたとき、将軍が兵士たちに叫んだ言葉です。
ネコババしていた兵士がたくさんいたんでしょうね。
以上です!読んで頂きありがとうございました。
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