映画『アドレナリン』（2006）ネタバレあらすじと感想紹介☆

映画「アドレナリン」のあらすじネタバレと感想を書いています！

殺し屋のシェブ・チェリオスは、恨みを買ったマフィアに中国製の毒を注射された。
闇医者から「解毒剤を打つまでアドレナリンを出し続けなければ死ぬ」と告げられたチェリオスは、毒を盛った犯人リッキー・ヴェローナを探してロサンゼルスの街を駆け巡る。

原題：CRANK
制作年：2006年
本編時間：87分
制作国：アメリカ、イギリス
監督・脚本：マーク・ネヴェルダイン、ブライアン・テイラー
エンディング曲：『Bring Us Bullets』Rocket From The Crypt

≪U-NEXT≫で『アドレナリン』が見られます！ 31日間無料キャンペーン実施中。
※このページの情報は2023年5月時点のものです。最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。

主要キャスト紹介
あらすじ紹介
感想☆

主要キャスト紹介

© 2006 LIONS GATE FILMS INC. And LAKESHORE ENTERTAINMENT GROUP LLC All Rights Reserved.
シェブ・チェリオス…ジェイソン・ステイサム
ロサンゼルス在住の殺し屋。
ガールフレンドのイヴには職業を『ゲームプログラマー』と偽っている。
マフィアに毒を盛られ、アドレナリンを出し続けないと死ぬ体になってしまった。

解毒剤を求めて街を駆け回る。

© 2006 LIONS GATE FILMS INC. And LAKESHORE ENTERTAINMENT GROUP LLC All Rights Reserved.
イヴ…エイミー・スマート
キュートでおっちょこちょいなチェリオスのガールフレンド。
チェリオスが毒を盛られたことを知り、アドレナリンを出すことに協力する。

© 2006 LIONS GATE FILMS INC. And LAKESHORE ENTERTAINMENT GROUP LLC All Rights Reserved.
リッキー・ヴェローナ…ホセ・パブロ・カンティーロ
マフィアのボス。
ある人物からチェリオスを殺すよう依頼され毒を盛った。

© 2006 LIONS GATE FILMS INC. And LAKESHORE ENTERTAINMENT GROUP LLC All Rights Reserved.
ドクター・マイルス…ドワイト・ヨーカム
チェリオスの専門医の闇医者。
腕は確かだが、女好きで怠け者。

その他のキャスト
ケイロ（チェリオスの友人）…エフレン・ラミレッツ
カリート…カルロス・サンス
タクシーの黒人運転手…エディ・ガテギ
オーランド…レノ・ウィルソン
急患に付き添っていた医師…グレン・ハワートン
アレックス・ヴェローナ…ジェイ・エクスカーラ
ドン・キム…キーオニー・ヤング
オーランド…レノ・ウィルソン　ほか

あらすじ紹介

あらすじ①：毒を盛られる

フリーランスの殺し屋シェブ・チェリオス（ジェイソン・ステイサム）は、ロサンゼルスの自宅のベッドで目覚めて体調の異常に気付きました。
部屋に置かれていた「FUCK　YOU」と書かれたＤＶＤを再生すると、映っていたのはメキシコ系マフィアのボス　リッキー・ヴェローナ（ホセ・パブロ・カンティーロ）が、気絶しているチェリオスに中国製の合成毒を注射している映像でした。

ヴェローナは、チェリオスが過去に暗殺したドン・キムという男の関係者からチェリオス暗殺の依頼を受けたと語り、「良い死にざまを」というメッセージで映像は終わりました。
チェリオスは怒り狂ってテレビを壊し、ヴェローナを探すため車で街に飛び出しました。

チェリオスは手がかりを求めて、ヴェローナと仕事をしたことがある男オーランドがいるバーを訪れます。
しかし、オーランドはヴェローナの居場所を知らず手がかりは得られませんでした。

その後、チェリオスのかかりつけ闇医者のドク・マイルス（ドワイト・ヨーカム）から電話が入り、チェリオスが注射されたのは『ペキンカクテル』と呼ばれる毒で、作用を遅らせるにはアドレナリンを出し続けるしかないと言われました。

その後、チェリオスはスピードの出しすぎでパトカーに追われ、警察を撒くためにデパートに突っ込み、転覆した車を捨ててデパートから飛び出すと、タクシーの後部座席に飛び乗りました。
ただ座っているだけだと体が重くなってきて命の危機を感じたチェリオスは、コンビニに立ち寄ってカフェインドリンクを強盗して一気に飲み干すと、ドン・キム殺しの依頼主で、チェリオス自身のボスでもあるカリート（カルロス・サンス）に会いに行きます。

あらすじ②：チェリオスのボスカリートとヴェローナの関係

チェリオスはカリートに状況説明して「どうにかして欲しい」と頼みますが、カリートは「ペキンカクテルは競争馬の薬殺用だから解毒剤は無い」と事務的に説明します。
カリートはヴェローナに肩入れしていてチェリオスを助ける気はなさそうでした。
チェリオスは職種柄、カリートに反抗するとロサンゼルスで生活できなくなるため、黙って立ち去りました。

その後チェリオスが盗んだタクシーで走っていると、ドクから着信がありました。
ドクは「『エピネフリン』という薬を注射すれば、毒を体内で中和できるかもしれない。ただし、強い薬だから打つのは注射器の1/5だ」と教えてくれました。

その直後、ヴェローナ探しに協力してもらっていた友人のケイロから「ヴェローナの弟を見た」と連絡が入ります。

チェリオスはすぐにヴェローナの弟を殺し、ヴェローナをおびき寄せるために弟の携帯からヴェローナに電話をかけて挑発しました。
血まみれになり呆然としているケイロにお礼を言うと、チェリオスはエピネフリンを求めて病院へ向かいます。

あらすじ③：エピネフリンを探せ

チェリオスは病院内の薬局でエピネフリンを要求しますが、薬剤師に怪しまれて販売拒否されてしまいます。
すると、隣で雑誌を読んでいたジャンキー風の男性が「ノーズスプレー（点鼻薬）にエピネフリンが含まれてる」と教えてくれました。

チェリオスはノーズスプレーを数本持ち去り、気休めにスプレーしまくりながら院内でエピネフリンを探していると、不審者の通報を受けた警察官が病院に現れました。
チェリオスは慌てて近くの病室に隠れてクローゼットにあった患者服に着替えますが、すぐ警察に不審者とバレて追われます。

警官から逃げる途中、救急患者を運ぶ医師を見たチェリオスは、医者に銃を突きつけてエピネフリンを要求しました。
医者がエピネフリンを探す間に意識が朦朧としてきたチェリオスは、エピネフリンを受け取ると、ベッドに備え付けのＡＥＤを見て「これを俺にやれ」と医者を脅して電気ショックを受けました。

チェリオスはエレベーターの中でエピネフリンを注射しますが、ドクに言われた分量を忘れて注射器満タンで打ってしまいます。

数分後。極度の興奮状態になったチェリオスは、患者服のまま病院を飛び出して走り回りました。

あらすじ④：ガールフレンドのイヴ

街を走っていると、再びドクから電話が入ります。
ドクは簡単に体調を確認すると「エピネフリンは30分で効果が切れる。あと20分で空港に着くから頑張れ」と告げて電話を切りました。

チェリオスが走り続けていると、外に置いてあるテレビの前に人だかりが出来ています。
テレビを覗くと、チェリオスは指名手配されてしまったらしく、デパートや病院で大暴れしている防犯カメラの映像と似顔絵が公開されていました。

チェリオスは近くにいた警察官から白バイを奪うと、当てもなく走りだします。
普通に運転していると死にそうな気がしたため、バイクに立って両腕を広げて風を感じていたら、カフェに激突して倒れました。

その後、チェリオスはガールフレンドのイヴ（エイミー・スマート）からの着信音で目覚めると、ジャージに着替えてからイヴに会いに行きました。
チェリオスはイヴをチャイナタウンに連れ出すと、本当の職業が殺し屋だと明かして「一緒に遠くに逃げよう」と誘いますが、イヴは「冗談はやめて」と信じませんでした。
その時、チェリオスはエピネフリンが切れてきて倒れてしまいます。

心配するイヴに、チェリオスはアドレナリンを出そうとセックスを迫ります。
始めは拒否していたイヴも、周囲に観客が集まってくると高まりました。

そんな中、ケイロから「ヴェローナをドン・キムのシャツ工場で見つけた」と連絡が入りました。
チェリオスはイヴを放置してタクシーに飛び乗りシャツ工場に向かいました。

チェリオスがタクシーの中で気を失いそうになっていると、タクシーの黒人運転手（エディ・ガテギ）が「植物性だ」と言い怪しげなドリンクをくれました。
チェリオスはドリンクを一気に飲み干して到着を待ちます。

シャツ工場に着いたチェリオスはケイロが殺されているのを発見しました。
ヴェローナがケイロを拉致して脅し、チェリオスを呼ばせた後に殺したのです。
チェリオスはそばにいた男に「ヴェローナはどこだ」と銃を突きつけると、男は「ヴェローナは関係ない。カリートがやった」と言いました。
やがて工場にマフィアが大勢現れてチェリオスに襲いかかります。
チェリオスはいつの間にかついてきていたイヴを守りながら何とか工場から脱出すると、「ドクがロスの診察所に戻った」と連絡が入ったので、すぐにドクの元に向かいました。　

あらすじ⑤：結末

チェリオスはドクから「解毒剤が無いとどうしようもなく、どんなに延命しても数日で死ぬ」と診断されました。
チェリオスはヴェローナにホテルでの取引を持ちかけて、ドクにアドレナリン作用のあるポータブル点滴を作ってもらってからホテルに向かいます。
約束のホテルの屋上に上がると、ヴェローナとカリートが待っていました。

結局まともに取引は出来ず殺し合いになり、チェリオスの携帯点滴はカリートに奪われ、ヴェローナが2度目の毒をチェリオスに注射しようとした時、ドン・キムが現れてチェリオスの味方に付きました。

実は、チェリオスは殺し屋から足を洗うつもりだったためドン・キムを暗殺せず、命を狙われていることを教えてしばらく身を隠すよう助言していたのです。
キムは、キムの暗殺を依頼したカリートに復讐しに来ていました。

キムが来てカリートとヴェローナが劣勢になると、カリートは自分だけでも逃げようと逃走用のヘリがあるヘリポートに向かいます。
ヴェローナはカリートに突き飛ばされ、銃弾が当たって指を数本失いました。
ヴェローナは怒ってカリートを追いかけ、持っていた毒注射をカリートにお見舞いしてから撃ち殺しました。
ヴェローナがそのままカリートのヘリで逃亡しようとすると、チェリオスもヘリにしがみつきます。
チェリオスとヴェローナはもみ合ううちに、2人ともヘリから落下しました。

落下しながら、チェリオスはヴェローナの首の骨を折って殺しました。
イヴの電話の留守電に「愛してる」とメッセージを残した後、チェリオスは車の上に落下して地面に転がります。

感想☆

Jステイサムの作品は間違いなくこれが一番好きです。
アクションだけどコメディ要素の強い作品。これをB級というのかしら。

死亡宣告のDVDを見た直後から早速ブチギレでテレビに八つ当たりしてたとこから笑いました。
鼻スプレーしまくってるとことか、患者服で外を走り回ったりとか、パンツまで脱ぐことないじゃん！笑　と思いながらニヤニヤしてました。

始終ハイテンポで音楽も良い感じで、あっという間に観終わってました！
続編が見たいけど、中々タイミングが合わず見れていません。早く見たいです。

以上です。読んでいただきありがとうございました。
この記事がお役に立てていたらハートマークを押してもらえると嬉しいです(^^)