映画「クーパー家の晩餐会」あらすじ結末ネタバレ・感想評価

クーパー家の晩餐会

原題:Love the Coopers
制作年:2015年
本編時間:107分
制作国:アメリカ
監督:ジェシー・ネルソン
脚本:スティーヴン・ロジャース
原作:

クーパー家の晩餐会|出演者・キャスト

ラグス/ナレーター(声:スティーヴ・マーティン) バッキー・クーパー(アラン・アーキン) サム/バッキーの息子(ジョン・グッドマン) ハンク/サムの息子(エド・ヘルムズ) シャーロット/サムの妻(ダイアン・キートン) ジョー/軍服の男性(ジェイク・レイシー) ルビー/ウェイター(アマンダ・セイフライド) ウィリアムズ巡査(アンソニー・マッキー) フィッシー叔母さん(ジューン・スキッブ) エレノア/シャーロットとサムの娘(オリヴィア・ワイルド) エマ/エレノアの妹(マリサ・トメイ) アンジー/ハンクの妻(アレックス・ボースタイン) チャーリー/ハンクとアンジーの息子(ティモテ・シャラメ) ボー/チャーリーの弟(マクスウェル・シムキンズ) マディソン/ボーの妹(ブレイク・バウムガートナー) ローレン/チャーリーの彼女(モリー・ゴードン) Dr.モリシ―(ジョン・テニー) ほか

クーパー家の晩餐会|鑑賞者たちの感想・評価(5点満点)

出典:Filmarks

ねぎとろの感想・評価|3.7
このつまんなそうな邦題!笑 パッケから分かる通り料理がうまそう!!マッシュポテトたべて〜〜〜
問題のありすぎる家族が年に一回クリスマスに集まるって話。
ラブ・アクチュアリーとかニューイヤーズイブの劣化版って感じで、まあ普通に面白かったかな!
ちょーークリスマスの映画!!クリスマスは家族で過ごすのがいいね

 

Takahiroの感想・評価|3.5
誰しも必ず問題を抱えて生きている。
クーパー家の人達、それぞれの問題をクリスマスの1日でクリアしてしまうハッピーなストーリー。まさにクリスマスは幸せの象徴。欧米の大家族でクリスマスは日本では観られない光景なので微笑ましく思えた。
犬のやけ食いは少しウケた。

 

watermelonの感想・評価|3.0
ラブアクチュアリーと似ていた。
クリスマスのそれぞれ違ったストーリー的な、今回は、1つの家族でしたが.。。
評価が良かったので借りて見ましたが
あまり、私には合いませんでした。
ラブアクチュアリーは、凄くよかったのですが( _∇_)

 

これからこの映画を見る方へ
※この映画はエンドロールの途中にもストーリーがあります。エンドロールも最後までご覧ください!

 

以降はあらすじ詳細でネタバレ含みます。
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あらすじ詳細①起

クーパー家相関図はこちら

クリスマスイブの日、シャーロット(ダイアン・キートン)とサム(ジョン・グッドマン)はクリスマスパーティの準備を整えながら、一番幸せだった時のことを思い出していた。

子どもたちがまだ小さかった頃、シャーロットとサムは子どもたちにクリスマスプレゼントとして、オーストラリアンシェパードのラグスをプレゼントしたときの思い出だった。

夫婦は支度を整えて、現在離婚調停中の息子ハンク(エド・ヘルムズ)の元に、4歳の孫娘マディソン(ブレイク・バウムガートナー)を預かるため迎えに行った。ハンクの家のドアベルを鳴らすと、ハンクの元妻アンジー(アレックス・ボースタイン)が玄関のドアを開け、義父母を見て気まずそうに息子2人を連れて出かけていった。
マディソンは最近、夫婦喧嘩を見て汚い言葉を覚え、マディソンの言葉に周りの人が笑うと調子に乗って汚い言葉を言い続けるため「絶対に笑わないでくれ」とハンクに頼まれながら、夫婦はマディソンを連れて車に乗り込んだ。

その後夫婦は老人施設にサムの叔母であるフィッシー叔母さん(ジューン・スキッブ)を迎えに行き、ついでにご老人たちの前で歌を披露した。夫婦は歌を一緒に歌いだしたが、2人の息は全くそろわず、歌詞のことで喧嘩になってしまった。
フィッシー叔母さんはサムに会うたびに「アフリカ旅行はどうだった?」と聞く。この旅行は以前にサムが夫婦で行こうと計画していたことで、昔叔母さんに話したことだったが、結局旅行へは行っていない。

息子のみならずサムもまたクーパー家の集まりが終わったあと、妻と別居するため家を出ていく決意を固めていた。このことは妻シャーロットとは話が付いているが、子どもたちにはまだ内緒にしていた。
シャーロットと連れ添って40年と半年、彼が出ていくことを決めた要因はたくさんあるが、決めては30年前に2人が”退職してから行こう”と約束していたアフリカ旅行をシャーロットが断ったことだった。サムは30年間ずっと楽しみにしていたし、シャーロットもそれを知っていたはずだが、彼女は旅行を取りやめたのだ。

老人施設から出た夫婦ははマディソンと叔母さんを連れてスーパーに食料の買い出しに来た。シャーロットはサムに「ハンクは絶対何か隠してるわ。鼻を鳴らしていたもの」と言ったが、サムは「鼻を鳴らすのはいつもの癖だし気のせいだ」と相手にしなかった。
2人はパーティの後で別居することを踏まえて、食事は豪華にするか控えめにするかで言い合いをした。シャーロットは「家族には何も知らせていないのだからいつも通り豪華にやるべき」と言い、サムは「後味が悪くなるから控えめにしろ」と言った。
2人の意見はどこまでも食い違い、喧嘩はヒートアップして、サムが声を荒げかけたとき、迷子の館内放送が鳴った。迷子になっていたのは孫娘のマディソンだった。館内放送で汚い言葉を使っていたからすぐに分かった。2人は大急ぎで引き取りに向かった。

レストランのウェイトレスとして働いているルビー(アマンダ・セイフライド)は人づき合いが苦手だったが、5年間、彼女の働くレストランに毎日客としてくる初老の男性バッキー(アラン・アーキン)だけは例外だった。バッキーは映画友達だ。
バッキーはシャーロットの父親だ。妻はもう亡くなっている。バッキーはいつもスーツに蝶ネクタイ姿の元教師。その日もバッキーとルビーは彼が彼女に貸した映画の内容を話したり、ルビーにイブの予定をたずねたりして幸せな数分間を過ごしたが、ルビーはすぐに他の客に呼ばれて行ってしまった。

バッキーが毎日このレストランでマズい料理を食べていたのは、彼女に会うためだった。

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シャーロットの娘のエマ(マリサ・トメイ)は「姉のクリスマスプレゼントに一銭も使いたくない」と電話の相手に話しながらデパートで商品を見て回っていた。「姉にはいっそ、思いきり悪趣味なものを贈ろうかしら」と話していると、赤いブローチが目に留まり電話を切った。
エマはせき込むフリをしながら、そのブローチを口の中に放り込んだ。これを姉のプレゼントにするつもりだった。
店から出ていこうとしたところをエマは警備員に止められ「口の中のものを出せ」と言われ、エマは悔しそうに警備員の手の上にブローチを吐き出した。
その後、彼女は警察に通報されウィリアムズ巡査(アンソニー・マッキー)が身柄を引き取りに来た。エマは「私は夫も子どももいる。哀れな主婦をどうか見逃して」と頼んだが、ウィリアムズ巡査に泣き落としは聞かず、エマは連れていかれた。

ハンクはマディソンの面倒を両親に頼んだ後出かけて、今月17回目の面接で呼ばれるのを待っていた。彼は離婚調停中というだけでなく、失業中という不安も抱えていた。家族にはもちろん内緒だ。
彼は以前はデパートのカメラマンとして働いていたが、今現在、そのデパートでは音声ガイダンス付きのスタンドカメラがカメラマンの役目を果たし、ハンクはお役御免となったのだ。
ハンクは名前を呼ばれ面接室に入った。彼はカメラマンの経験を熱く語り、自分がどれだけ細かい仕事をしていたかを話すが、向かいで聞いていたハンクよりもずいぶん若そうな面接の担当者は「事務用品の会社には君は熱すぎる」と答えた。この会社もダメだった。

お昼ごろ。エマの姉のエレノア(オリヴィア・ワイルド)のクリスマスの思い出は、かつての婚約者が別の女とキスしているところを目撃したことだった。心の傷は今も癒えておらず、彼女は現在も独身で彼氏も居なかった。エレノアは空港でいちゃつくカップルたちを横目に空港のバーに入った。
バーのテレビには”大雪で交通機関は麻痺状態”とニュースが流れていた。エレノアはバーで知り合った軍服のイケメン男性ジョー(ジェイク・レイシー)と知り合い、話しをした。

エレノアは家族と過ごすために地元に戻ってきた所だった。反対にジョーは大雪で地元の空港が閉鎖しており、この空港で足止めを食らっていた。
彼女の仕事であるライターの話や音楽の話をするも、なかなか盛り上がる話題は見つからず、ジョーは彼女が空港にとどまっている理由をたずねた。
エレノアは「家族とのパーティは17時からだから、6時間暇つぶししてるの」と言った。

ハンクとアンジーの息子の少年ボー(マクスウェル・シムキンズ)はデパートで素敵なクリスマスプレゼントを探し出して、兄を昔の兄に戻そうとしていた。兄は最近なんだか様子がおかしいからだ。ステキで、かつボーにも買える値段のものを探して店内を探し回った。

ボーの兄チャーリー(ティモテ・シャラメ)は恋の病にかかっていた。デパートでバイトしている同級生のローレンとキスしたくてたまらなかった。チャーリーは偶然を装ってローレンに話しかけようと、店の売り場で商品を物色しながら頭の中で予行演習していたら緊張してきた。
勇気を出してローレンに話しかけたはいいが、気にすれば気にするほど彼女の胸に目が行きそうになり、目のやり場に困ったチャーリーはローレンに心配された。

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あらすじ詳細②承

バッキーは店に居た他の客からの話し声で、今日でルビーが店を辞めることを知った。バッキーはこの店の客の誰よりも自分が一番ルビーと親密だと思っていたのに、ルビーからは何も聞いていなかった。
傷ついたバッキーはつい怒ってしまい、ルビーは「言い出せなかった」と謝った。バッキーが店をやめる理由を聞くと、ルビー”ホットコーヒー”という地名の町に引っ越してそこで新しく雇ってもらえる店を探し、人生をやり直したいと話した。
ルビーが今日店を辞めてしまう上に引っ越しまでしてしまうことを知ったバッキーは頭に血が上り「そんなバカげた地名の場所に行くバカがあるか。私に辞めることを言う勇気もなかった臆病者が」と彼女を罵ってルビーは怒ってしまった。バッキーもそのままの勢いで店を出た。

その後、バッキーハンクはポインセチア売り場で落ち合った。ハンクは祖父バッキーにだけは現在失業中であることを打ち明けていた。ハンクは「新年までに仕事を見付けたいけどしんどいよ」と話すと、バッキーは「勝手に区切られた日付にこだわる必要はない。落ち着いてやりなさい。必要なら金も貸すぞ」と孫を慰めた。
話しながらポインセチアを適当に決めてレジに持って行った。代金はバッキーが払おうとしたが、ハンクが押し切ってハンクがバッキーの分も代金を払った。
ポインセチアの包装を待つ間、バッキーはハンクに「離婚には賞味期限がある。離婚は君の人生の長い人生のほんの一節だ。はやくカタをつけて次に進め」とアドバイスした。

ハンクは元妻アンジーがFOMO(fear of missing out/取り残されるかもしれない症候群)になっていたらしいとバッキーに話し、バッキーは「自分勝手な女だ」と言った。2人はアンジーが食べているときも口を開けながら喋るときの様子を思い出した。

万引きをしたエマはパトカーの後部座席からウィリアムズ巡査に話しかけた。エマは巡査に「あなたのその冷たい態度は訓練の成果?それともロボットなの?」と言った。巡査はいつもは犯罪者とは話さない主義だが、エマの言い草が癪に障り「ロボットじゃない」と返事をしてしまった。
エマは「自分は精神科医だ」と話し、悩みがあるのかどうか聞いた。ウィリアムズ巡査は過去に精神科にかかったことがあったが、医者に話すのが苦痛で通院をやめてしまったことがあった。
エマは図々しくも「年齢は?性生活は順調なの?悩みはないの?」と聞き、巡査は彼女が医者であることから少し助言を求めたい気持ちが芽生え、答えた。「40歳。独身だがそれなりに相手はいる」
エマは巡査の答えを聞いて「ゲイなの?」とすぐに聞いた。巡査は否定したが、エマが「40歳独身で相手がいるって、そうとしか思えないわ」というと、巡査は「・・・ベッドの中だけは」と答えた。要するにゲイだった。
だんだんとエマに心を開いてきた巡査に、エマも実は独身であることを打ち明けた。エマは「孤独な独身女だと思われたくなかった」と言い訳したが、巡査はウソはウソだと再び心を閉ざし、エマとの会話を遮断した。

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軍人のジョーエレノアの時間つぶしに付き合うことにした。ジョーとエレノアは彼女が大好きな歌手ニーナ・シモンの歌をイヤホンを片方ずつつけて一緒に聞いた。
その時ジョーには彼女と笑い合い、抱きしめ合う光景が目に浮かんだ。
その後空港内のカフェに入り、2人は恋人の話した。ジョーに恋人はおらず、エレノア妻持ちの彼氏がいるとジョーに打ち明けた。彼氏が既婚男性のため、家族に紹介出来ないのだと話した。
エレノアには結婚願望がなく「結婚しても子どもが独立すれば喧嘩ばかりになる」と結婚に悲観的だった。ジョーは逆で「自分の両親のような幸せな夫婦になりたい」と話した。
夫婦喧嘩のことをジョーは”正直で熱い”と言い、エレノアは”醜くて悲惨だ”と見解の違いで小競り合いになった。
ジョーはエレノアの彼氏の話に話題を替えて「彼氏は君のために離婚してくれるの?」と聞いた。エレノアが「彼は離婚しないし、私も望んでない」と言うと、ジョーは「人生を無駄にしちゃだめだ」と言った。
カチンときたエレノアは「人生の無駄っていうのは、軍服を来て父親を喜ばせるために戦争に行くことよ」と返した。言い過ぎたと思ったがもう遅かった。ジョーは席を立ちカフェから出ていった。

エレノアは落ち着きを取り戻してからジョーを追いかけ、ジョーが座っているソファの隣に腰かけた。2人は自分が悪かったと言い合いすぐに仲直りし、エレノアは「あなたが恋人ならよかったのに」と言った。ジョーはときめいたが、冗談だと思うようにして何も返事をしなかった。
そして2人は「いいクリスマスを」と言っていったん別れたが、エレノアはまたすぐにジョーの隣に戻ってきた。ジョーはこれから何か進展があることを期待したが、エレノアが言ったのは”親をごまかすための一晩だけの恋人になってほしい”だった。ジョーは嫌がったが、エレノアに押されて嫌な気はせず、引き受けることにした。
2人はいつから付き合ってるか、出会った場所など基本設定を決めながら電車に乗った。2人は車内でお互いのチャームポイントを言い合ったり、お互いを知るために身の上話をしたりして、電車が目的地に近づくにつれ、2人の心の距離も確実に近づいていた。

サムシャーロットフィッシー叔母さんマディソンラグスを連れてスキー場に遊びに行き、その帰り、近所に住む青年に頼まれてショッピングモールまで彼を車に乗せることになった。青年は両親にマリファナを吸っていたことがバレて車を没収されたと話した。
サムは「俺も若い頃は散々やった」と楽しそうに話した。サムが若い頃の話をするのにつられて、シャーロットも若い頃を思い出していた。サムは若い頃のシャーロットの話を始めたが、シャーロットはサムが話すこと全てに「もう忘れた」と返した。
青年は夫妻の不穏な空気を感じ取り、そそくさと車から降りていった。

少年のボーは兄に贈るクリスマスプレゼントを探し続け、兄のチャーリーが女の子と2人で話しているのを見かけた。チャーリーは緊張している様子で脇汗をびっしょりかいていた。
ボーが兄の様子を見ていると、兄と話していた女の子ローレンが突然チャーリーにキスをした。しかもディープキスだ。突然のことにチャーリーは舞い上がり、2人はデパートのヤドリギの下で夢中になってキスをした。
2人の下手過ぎるキスをみて、警備員は止めに入ろうか迷ったが、彼自身も自分がクリスマスにしてきた数々のキスが思い出され、そっとその場を後にした。
2人のキスを見ていたボーは吐き気がした。

キスしている2人のもとに、2人の知り合いでいじめっ子の男の子が邪魔をしに来た。ボーは我慢ができなくなり、兄を守ろうといじめっ子の前に立ちはだかったが、いじめっ子の威嚇でビビってしまいその場から一目散に逃げ出した。チャーリーは「臭い」と罵られ、いじめっ子に殴られた。

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あらすじ詳細③転

バッキールビーに謝るために再びレストランを訪れた。ルビーがメニューを聞きに来るとバッキーはすぐに「あれを最後の会話にしたくなかった」と謝り始めたが、ルビーは聞かず、厨房に戻ってしまった。ルビーが髪を耳にかけたとき、手首にリストカットの傷跡が見えた。バッキーはルビーを追いかけて厨房に入り、言葉を続けた。
バッキー「君は全然臆病なんかじゃない。君の心はグランドピアノみたいに広い。他は皆おもちゃのピアノだ。」
ルビー「グランドピアノはあなたよ」
その時ルビーにはバッキーの内面が見えた気がした。
バッキー「私は毎日ここに来た。君に会うためだったんだ。だがそれも今日で終わり。本当にお別れだ」
ルビーは笑い、厨房にいた男性はバッキーを止めようか迷ったが、とどまった。

エマはパトカーの後部座席から扉をたたき「全て正直に話す」と訴えた。ウィリアムズ巡査が小窓を開けると、エマは「確かに私は万引きをした。万引きしたブローチは姉に贈ろうと思ったの。私は相手の愛情を測って、同じ分量だけ返そうとする。痛い目にあうのが怖いのよ」と正直に話した。
エマは話しているうちに、幼い頃に感じた姉への嫉妬心がよみがえってきた。一緒にアイススケートに行ったとき、美しく踊るエレノアを見てエマは初めて嫉妬したのだ。
エマは姉に近づき、わざとぶつかって転ばせた。その時エマはうっかりぶつかったフリをしたが、関係が悪化したのはこの時からだった。

ウィリアムズ巡査は気が付いたらパトカーをデパートの駐車場に向かわせていた。巡査はエマを逮捕せずに見逃してくれたのだ。ウィリアムズ巡査からエマへのクリスマスプレゼントだった。
感謝するエマに巡査は「精神科医というのは本当?」と聞いた。エマは「人生相談の仕事をしているわ。それに※ドクター・スースも医者じゃないわ」と答えた。巡査は笑った。
※ドクター・スース:有名な絵本作家巡査は立ち去ろうとしたエマを引き留めて「見付けた中で一番高いものを姉にプレゼントしなさい。自分が一番なりたい人間になれるように」とアドバイスした。
そのときエマは子どもの頃に見た情景を思い出した。公園のベンチでサンタが指を鳴らすと、電球がついて素敵な景色が広がった。エマはそれをサンタの魔法だと信じた。

エレノアジョーは駅に到着し、お互いの家族の名前を言い合った。続けてエレノアは「銃規制と女性の権利と宗教の話はダメ。差別主義者を恋人として紹介出来ないわ。うちの親は自由主義なの」と話した。
差別主義者扱いされたジョーは”冗談じゃない”という顔をして「なぜ差別主義者の男を家に呼ぼうとするんだ?」と聞いた。エレノアは気分を害したジョーを見て「誤解よ」と言い直そうとしたが、ジョーは「差別主義なのは君だろ。偏見まみれじゃないか」と言い返した。
エレノアはここまできてこれ以上の関係悪化を恐れて「とにかく誤解よ。堂々としていてくれたらいいから」と話を終えた。ジョーは「簡単に言うな!」と怒りが収まらなかったが、引き受けてしまったので引き返すことはせず、2人はタクシー乗り場に立った。

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マディソンをハンクの元に返し、自宅に戻った後、サムは勇気を出してシャーロットをもう一度旅行に誘った。「子供や日常から離れたらやり直せるかもしれない。最後にもう一度だけ試したい」と。
だがシャーロットの返事は「ここでダメだからどこに行っても同じ」と否定的だった。サムはもう一度「ずっと夢だったんだ。君が『退職後の楽しみにしよう』と言ったから、俺は行く気になったんだ」と説得しようとしたが、シャーロットは子どもたちを理由に行けないと言った。だが”子どもたち”はもう立派な大人だ。

夫婦は依然、4人目の末娘のリジーを幼い頃に亡くした。シャーロットはそれから子どもを失う怖さから、3人の子どもたちに執着するようになっていた。
サムが笑うとシャーロットは話し合いをやめて、サムが止めるのを聞かず料理に取り掛かろうとした。
サムはシャーロットを追いかけて着替えも途中のまま彼女の前に立ち「昔の俺たちを思い出せ」と言ったが、シャーロットは無視してコショウを探した。シャーロットがコショウを探している間にラグスがキッチンにやってきて、作りかけのマッシュポテトに食らいついた。つまみ食いがラグスの楽しみであり得意技だった。
シャーロットは大急ぎでラグスを止めてキッチンから追い出し、サムはその様子を見て大声で笑った。シャーロットはサムを一瞥して再び料理に取り掛かった。
サムは引かずにまだ話し合いを続けようとし、いよいよ2人が怒鳴り声を上げ始めたとき、家にエレノアジョーが到着した。

サムシャーロットは喧嘩を見られて焦り、ジョーもまた緊張して「婚約者です」と言ってしまった。サムとシャーロットは2人を歓迎した。

サムとシャーロットがキッチンで準備をしている間、エレノアとジョーはまた喧嘩していた。エレノアはジョーが突然婚約者と言ったことに怒り、ジョーは「こんな頼み受けるんじゃなかった」と後悔した。「温暖化を信じない人と結婚なんかできない」と言われたジョーは腹が立ち、立ち上がって荷物を持った。
エレノアは何とか引き留めたかったが両親がすぐ向こうにいるため大きな声も出せず、ジョーは本当に家から出ていってしまった。
夫婦はワインの準備をして”仲の良い夫婦”を演じる約束を交わしてからリビングに出たらジョーはおらず、エレノアは頭を抱えていた。状況を察した両親はエレノアを慰めようと近づいたが、エレノアは憐れんでほしくなくて両親を拒絶した。
エレノアが本当のことを打ち明けようとしたそのとき、ジョーは思い直したのか、なぜか家に戻ってきた。エレノアは喜び、「彼、たばこを吸うの」とごまかした。
やがて家にハンクと子どもたちが家に到着した。エレノアはすかさず両親に「婚約のことは兄弟に言わないで」と命じた。だがシャーロットがハンクたちにジョーを紹介する際、さっそく「ジョーとエレノアは婚約したのよ」と言ってしまい、エレノアは怒った。
約束の17時になり、次々に家族たちが家にやってきて、大体のメンバーがクーパー家に集まった。バッキーはルビーと共にやってきた。残るメンバーはエマだけだ。

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あらすじ詳細④結

エマはまだ到着していなかったが、一家は待ちきれずに食事を始めた。長男のハンクはエレノアの結婚がまだ信じられないと話し、ジョーは「片膝をついてプロポーズした」ととっさに話した。
少年ボーがヤドリギの木のおもちゃを持ってきて2人の頭の上にかざし「キスして!」と言った。エレノアとジョーは動転したが、熱いキスをして見せて家族は喜んだ。

エマがやっとクーパー家に到着し、家族は全員そろった。エマは家族に対して”なりたい自分”のようにふるまおうと思っていたが、家族は先に食事を始めていて、しかもメンバーにジョーが増えたことでエマの椅子がなくなっていたことに腹が立ち、なりたい自分は吹っ飛んでしまった。

フィッシー叔母さんはイスに座れないため近くのソファに腰かけ料理を食べて眠ってしまった。彼女が見ていた夢は彼女がモテモテだった1946年の夢だった。ラグスは叔母さんが寝ている隙に、お皿に残った料理をドカ食いした。

ハンクがキッチンでパンの補充をしていると、元妻のアンジーが来て「プレゼントの自転車は買ってくれたの?」と聞いた。ハンクはお金を切り詰めたかったため「今年は手作りのものにしようと思ってる」と話したが、アンジーは「学校に通うのに自転車が必要なの」とハンクの意見を聞こうとしなかった。ハンクはため息をついた。
それぞれが秘密を抱える中パーティは進行していたが、ハンクアンジーは先ほどのプレゼントの意見の食い違いのこともあり、些細なことから喧嘩を始めてしまった。その様子を見たボーは両親に食べ物を投げつけて「もう喧嘩は見たくない!」と叫んだ。
その瞬間、停電が起こり家は真っ暗になった。サムが急いでブレーカーを上げると電気が付いた。ラグスは皿を落として料理をバクバク食べており、エレノアジョーは暗闇に乗じてキスをしていて、チャーリーは目を見張って2人のキスを見つめ、エマは車で来たのにワインに手をのばしていた。そしてバッキーは停電で驚いたことが原因なのか、意識を失っていた。
一家は急いで救急車を呼びバッキーを病院に運んだ。病院ではドクター・モリシー(ジョン・テニー)が担当してくれてCTを撮ることになった。このドクター・モリシーこそがエレノアの不倫相手だった。
ドクターは「クリスマスなのに大変でしたね」と言いながら、エレノアの髪を触って去っていった。エレノアは”まずい”と思いながら家族を見ると、母親シャーロットだけはそれをしっかり目撃していた。

シャーロットはエレノアと二人きりになると、途端にエレノアに詰め寄った。エレノアはごまかそうとして「疲れているからへんな妄想を見たのよ」と言ったが、母親には通用しなかった。
エレノアは観念してモリシーとの関係を認めると、シャーロットは「婚約者がいるのに」と責めた。エレノアは「私が欠陥品で悪かったわね。どんなに努力してもあなたに私は直せないわ」と喧嘩腰になった。シャーロットは「あなたは望み通りの娘よ。ジョーと幸せになって」と言った。
エレノアはとうとうシャーロットに、ジョーが空港でたまたま会った人だと言うことをバラしてしまった。シャーロットが憐れむような顔をすると「その顔が見たくなくて頼んだのよ」と言って母親の前から去った。

ルビーハンクバッキーがCTに入る直前まで付き添って見守り、バッキーはハンクに「FOMOだ」と言った。
バッキーが検査室に入る直前、ルビーはベッドにかけよりバッキーにキスをした。バッキーは驚いた表情のまま検査室に入れられ、ルビーは検査室を見つめた。

サムはバッキーが倒れたことにびっくりしてお漏らしをしてしまったマディソンを病院のトイレで着替えさせていた。着替えさせながらマディソンに、妻に愛がなくなったと悲し気に語った。マディソンは祖父をなぐさめようと、持っていたぬいぐるみを差し出した。

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全員がロビーで検査の結果を待っていると担当医のモリシーが来て家族たちを一か所に集めた。
バッキーは軽い脳卒中で心配いらず、今は眠っているが自然に目が覚めるのを待とうということだった。モリシーは家族に説明しながら隣に立っていたエレノアの背中をさすった。後ろでその様子が見えたジョーは、この医者が不倫相手だと確信した。
見られていたことに気が付いたエレノアはジョーの元へ行き「祖父(バッキー)の検診で出会った」と正直に話した。暗闇の中でキスをしてからすっかり本当の彼氏気分になっていたジョーは「上手く別れろよ。イブの別れ話はつらいだろうけど」と言った。
だがエレノアは、ジョーとはパーティが終われば他人に戻り、不倫相手とは別れる気がないことを告げた。ジョーはショックを受けてカバンを持ち、エレノアの前から立ち去った。
家族への説明が終わったモリシーはエレノアに「イブに会えてうれしいよ。プレゼントを見る?」と言ってエレノアを人の居ない部屋に連れ込もうとした。エレノアはとっさに部屋のドアを閉め、ジョーを追いかけて走り出した。
エレベータに乗ろうとしたが失敗し、どうしようか考えているエレノアの後ろでジョーの声が聞こえた。ジョーは帰らずにエレノアが追いかけてくるのを待っていてくれたのだ。エレノアは喜び、ジョーも自分を選んでくれたことを嬉しく思った。エレベーターの前で2人は「メリークリスマス」と言ってキスをした。

病院のロビーに座るチャーリーの元にローレンがやってきた。ローレンはチャーリーからのメールを見て病院に駆けつけてくれたのだ。チャーリーとローレンは両親が見ているにも関わらずキスをし始め、両親は2人のキスのぎこちなさに驚いた。
キスしている2人を横目に見ながらアンジーはハンクに「仕事を紹介できるかもしれない」と言った。アンジーはハンクが職探しをしていることを知っていたのだ。ハンクが驚いているとアンジーは「ボーから今日聞いたの」と付け加えた。ハンクはアンジーに感謝し、アンジーは「そろそろ新しい彼氏の家に行かないといけない」と病院を後にした。

シャーロットはサムへのこれまでの態度を反省し「あなたが居ないとさみしいわ。私はリジーを失ってから子どもたちに執着して自分を見失っていた」と話した。
サムも夕方の喧嘩の時に言い過ぎたことを謝り、2人は仲直りした。シャーロットは「アフリカに行きましょう。あなたと行きたいわ」と言った。サムは大喜びしたが「でも無理かもしれない。ハンクが失業したらしい」と言い、シャーロットは「やっぱりね!」とがっかりした。
サムは旅行の代わりに豪華ディナーにシャーロットを誘った。シャーロットは「あなたとならファミレスでもいいわ」と言った。そして派手にキスをしている孫チャーリーとローレンを見て、2人も燃え上がった。

エマは病院の売店に来て、この店で一番高いもの購入した。
一家は病院のカフェテリアで二次会を開き、エマは病院の売店で買った一番高いもの、医療用(?)のイスを母親(シャーロット)にプレゼントした。家族は大笑い。シャーロットは喜んで受取り、フィッシー叔母さんは「ちょうど欲しかったの」と付け加えてさらに家族から笑いをとった。

バッキーはゼリーが食べたくなり目を覚ました。点滴を引きながら病院のカフェテリアに行くと、パーティの始まりとは打って変わって幸せそうな家族たちが目に入った。
カフェテリアのBGMが変わり、シャーロットはサムを誘ってダンスを始めた。幸せそうな2人を見てエレノアとジョーも2人の元へ行き踊り始めた。やがてクーパー家と、関りのある者たち全員がダンスに加わった。
バッキーは踊っている家族たちを見て「なんて人騒がせな」とつぶやいた。

自宅に1人取り残されたラグスは、テーブルに残された料理を思う存分堪能した後、窓際に座り家族の帰りを待った。

主題歌:Alison Krauss & Robert Plant『Light of Christmas Day』

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