映画「96時間」あらすじ結末ネタバレ・感想・評価

96時間パッケージ

「レオン」監督・脚本「トランスポーター」シリーズ脚本つとめたリュック・ベッソンを脚本に迎えた作品。
元CIA工作員のブライアン(リーアム・ニーソン)は娘を溺愛している少し神経質な男だった。
ある日、娘のキム(マギー・グレイス)が友人とパリへ旅行に行き、現地で謎の男たちに誘拐されてしまう。

原題:TAKEN
制作年:2008年
本編時間:93分
制作国:フランス
監督:ピエール・モレル
脚本:リュック・ベッソン、ロバート・マーク・ケイメン

96時間|出演者・キャスト

リーアム・ニーソン(ブライアン・ミルズ) マギー・グレイス(キム) ファムケ・ヤンセン(レノーア) リーランド・オーサー(サム) ジョン・グリース(ケイシー) デヴィッド・ウォーショフスキー(バーニー) ホリー・バランス(シーラ) ケイティ・キャシディ(アマンダ) ザンダー・バークレー(スチュアート) オリヴィエ・ラブルダン(ジャン=クロード) ジェラルド・ワトキンス(サンクレア) ほか

 

96時間|みんなの感想・評価(5点満点)

 

kitabaの感想・評価|3.8 (出典:Filmarks
オヤジが強すぎます。なんしか人殺し過ぎです。その無慈悲感がヒリヒリきて良いです。
リーアム・ニーソンにしては新境地でしょう。アクションはかなり様になっています。CIAで培われた能力ですが半端なさ過ぎです。
一本の電話からの犯人追いつめるまでが楽しくてしょうがないです。
ついでにファムケ・ヤンセン美人だな。

 

しこたまの感想・評価|4.0 (出典:Filmarks
無駄のない上質なアクション映画です。敵に容赦をしない主人公は大好きです。

 

AkihideShiinaの感想・評価|3.5 (出典:Filmarks
主人公に全く共感できず、むしろ狂気過ぎて怖い。だがそれがいい。どんな暴走を見せてくれるのか、ワクワクしながら最後まで楽しめる良作。

 

TJの感想・評価|3.5 (出典:Filmarks
ごく僅かな手がかりでパリで攫われた娘を救うリーアム父ちゃんかっこよすぎる…!
マギー・グレイスは走ったあかんね

 

以降はあらすじ詳細でネタバレ含みます。
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あらすじ詳細①起

ブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)はCIAの元工作員。
現在は引退して、たまに要人警護などの仕事をして生活している。
妻のレノーア(ファムケ・ヤンセン)と結婚し、娘のキム(マギー・グレイス)と3人で暮らしていたが、仕事と家庭の両立が難しくなり離婚。
レノーアとキムは現在、レノーアの再婚相手のスチュアート(ザンダー・バークレー)と暮らしている。

ブライアンは、キムがまだ幼い子どもの頃の夢を見て目が覚めた。
今日はキムの17歳の誕生日パーティだ。
ブライアンはプレゼントを購入し、レノーアの再婚相手スチュアートの家に到着した。
キムにカラオケセットをプレゼントしたが、スチュアートからの馬のプレゼントにキムの気持ちは持って行かれ、ブライアンはやるせなくなりそそくさと帰宅した。

家に帰ると昔の仕事仲間のサム(リーランド・オーサー)、ケイシー(ジョン・グリース)、バーニー(デヴィッド・ウォーショフスキー)がやってきておじさん4人で庭でBBQ飲み会を開始。
娘の成長の話や昔の仕事の話で盛り上がり、帰り際にサムから楽で高給な”人気歌手の警護”の仕事を持ち掛けられ、引き受けることにした。

翌日、歌手シーラ(ホリー・バランス)の警護に来たブライアンは、シーラに歌手志望の娘のために助言を求めたが、シーラはそっけなかった。
コンサートの間、待機室でコンサート終了を待っているとキムから電話が。
電話に出ると明日のランチへの誘いだった。喜んで行くと伝えるブライアン。
またシーラの歌が電話越しにキムにも聞こえ、キムがシーラの大ファンだということもわかった。
コンサートが終わり警護再開した時、会場から駐車場に向かう間にナイフを持った男にシーラが襲われたが、ブライアンの素早い対応で暴漢を撃退し、シーラを無傷でホテルまで送ることができた。
ホテルの一室でお給料の分配をしていると、ブライアンはシーラから呼ばれた。
落ち着きを取り戻したシーラはお礼にと、シーラの通っているボーカルトレーナーと、シーラ自身のマネージャーの連絡先をキムにと渡してくれた。
ブライアンはキムへ誕生日プレゼントを挽回する手土産も手に入れた。

翌日。キムと2人きりのランチだと思っていたが、レノーアもついてきた。
要件を聞くと、キムが親友のアマンダ(ケイティ・キャシディ)と2人でパリで美術館巡りの旅行に行きたいが、未成年がパリに行くには保護者の許可が必要なため、そのサインをして欲しいというお願いだった。

キムは「アマンダの19歳の従姉も一緒だから安全だから」と力説し、レノーアからは早くサインしろと急かされたが、ブライアンは危険だからとすぐにサインは出来ず、考えさせてほしいと答えた。
ブライアンはシーラから手に入れた電話番号を渡そうとしたが、キムは聞く耳を持たず泣きながら店から出ていってしまい、レノーアからは過保護すぎると非難された。

後日。『パリでの訪問先、宿泊先を教えることと、到着時と寝る前にブライアンに電話すること』を条件に許可証にサインをし、キムは大喜びした。
レノーアからは「カフェでサインするべきだった」と冷たく批判されたが、ブライアンは「事前に俺に伝えておくべきだっただろ」と反論し、2人の元をあとにした。

キムの旅行出発日、ブライアンはキムを空港まで送っていくが、キムの荷物に挟まっていた地図を見てみると、ブライアンの聞いていた旅行プランとはルートが大幅に違っていた。
後から別の車で来たレノーアに問いただすと、本当の目的は美術館めぐりではなく音楽バンドの追っかけツアーで、正直にブライアンに話すと許可がもらえないと思い嘘をついたとのことだった。
レノーアに「あなたは異常に厳しすぎる。自由にさせないとキムは逃げていくわよ」と言われ、ブライアンは渋々キムたちを出発させた。

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あらすじ詳細②承

キムたちはパリに着いてすぐにピーターと名乗る青年と出会った。
ピーターとタクシーを相乗りしてホテルに到着し、別れ際にピーターから「夜のパーティに来ないか」と誘われた。
キムは危険だからと思い渋ったが、アマンダが行きたがったため夜にホテルのロビーで待ち合わせをして別れた。
キムたちと別れたあとピーターはすぐにどこかへ電話した。
「18歳位の女2人だ」

ホテルの部屋につくとアマンダの従姉はおらず、明日の行き先もキムが聞いていた内容とは違うことが分かった。
父親にバレたら大変だと不安がるキムに、アマンダは「バレないから大丈夫!」とノリノリで踊り始めた。

ブライアンは空港に問い合わせ、キムの乗った飛行機が無事パリに到着したことを確認した。
到着の電話が無いためキムに電話をかけると何度目かでつながったが、その時部屋に数人の男たちが入ってきてアマンダを捕まえていた。
ブライアンは非常事態に気付き素早く音声を録音し、キムはブライアンの指示でベッドの下に隠れた。男たちは異国の言葉で会話をしている。
ブライアン「キム、君は恐らく捕まる。携帯は床に置き、捕まるときに奴らの特徴を言うんだ。出来るね」
予想通りキムは捕まり、大声で特徴を叫んだ。
身長180cm、右手に月と星のタトゥー!
さらわれる娘の様子を電話で静かに聞くブライアン。

やがてキムの叫び声が聞こえなくなり、携帯を誰かが拾う音がした。
ブライアンは「必ずお前たちを突き止めて殺してやる」と脅した。
聞いていた男は「グッドラック」と言い電話を切った。

ブライアンは至急仲間のサムに録音した音声の解析を依頼し、スチュアートの家に向かった。
スチュアートにプライベートジェットをパリに飛ばすよう依頼し、キムの部屋で手がかりを探している間にサムから解析結果の連絡があった。
男たちが話していた異国の言葉はアルバニア語のトロポヤ県の訛りで、そこは犯罪の温床地帯だということ、ブライアンと電話で話した男はマルコ・オチャという犯罪組織のボスで、半年前からパリに移住していて、月と星のタトゥーは組織のシンボル。

マルコたちの専門は若い娘の人身売買で、最近は旅行客の若い女性を誘拐し、麻薬漬けにして売春婦として売り飛ばしているという。
彼らの手口だと、誘拐されてから96時間以内に彼女たちを発見できなければ、その後誘拐された女性たちが助かったことはないという。
聞いていたレノーアは泣きながら「キムを助けて」とブライアンに頼んだ。

ブライアンはプライベートジェットの中で録音した音声を何度も再生し、犯人の声を耳に焼き付けながらパリへ向かった。
パリについたブライアンは宿泊客のふりをしてキムたちが居たホテルに潜入。
キムのさらわれた寝室の割れた鏡から犯人のものと思われる服の繊維を採取。
さらに破壊されたキムの携帯からSDカードを拾い、保存されていた写真に移り込んでいたピーターを見つけた。

ブライアンはその日も空港で女性を物色していたピーターを襲い、キムとアマンダの行方を聞いたがピーターは隙をつき走って逃げ出した。
ブライアンは追いかけたが、ピーターは逃げる途中でトラックに引かれてしまった。

キムたちが誘拐されてから16時間が経過し、ブライアンはパリで仕事をしている昔の仕事仲間ジャン=クロード(オリヴィエ・ラブルダン)を訪ねた。
彼は現在出世し、内務省の治安部副部長を務めていた。

ブライアンが情報を求めると渋々、マルコたちの活動拠点がボルト・ド・クリシー周辺だと教えてくれた。
すぐに去っていくブライアンを見ながら、クロードは部下にブライアンを尾行するよう指示した。

夜、クロードはブライアンが人材紹介所に行ってから現在はレンタカーで走っていると部下から連絡を受け、尾行を続けるよう指示した。
ブライアンはレンタカーで夜のボルト・ド・クリシーへ行き、人材紹介所で紹介された、アルバニア語の話せる男性を雇い、車の中で待つ待つよう指示していた。
車から出たブライアンは街に立っていた売春婦の一人ともめ事を起こし、止めようと出てきた監視役の男に盗聴器を取り付けた。
車に戻ってきて、雇った男性に盗聴器から聞こえる会話の内容を訳させると「新商品が問題をおこしたから建設現場に行く」と話していた。
ブライアンは通訳の男性を車から降ろし、盗聴器を付けた男の車を追った。

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あらすじ詳細③転

ブライアンは盗聴器を付けた男の車を追って建設現場にたどり着いた。
その一角に建てられた掘立小屋に男性が何人も並んでいた。おそらくここは闇の売春宿だ。
ブライアンは黙って列に並び、順番が来ると入り口に立つ男にお金を渡して中に案内された。
中はカーテンでいくつも仕切られていて、仕切りの狭いスペースの中で若い女性たちが売春をさせられていた。

ブライアンは仕切りの一角でキムが来ていたジャケットを見つけるが、そこに居た娘はキムではなかった。
ブライアンはその女性を連れて男たちを振り払い車に乗せて走り去った。
ブライアンを尾けていたクロードの男の部下もそのときに撒かれてしまった。
追ってくる車がなくなった後、ブライアンは車を変え、モーテルに入った。
そこで女性に薬を中和する点滴を打ち一息つくと、ジャン=クロードから電話で呼び出された。

ブライアンは待ち合わせ場所の付近から望遠鏡でクロードを監視しながら電話で要件を聞いた。
クロードはブライアンの度重なる違法行為に目をつぶれなくなり、政府から強制送還命令を出されたことを告げた。
ブライアンは「娘はどうなる」と聞くが、クロードはその件に協力は出来ず、ブライアンの逮捕を取り下げるだけで精一杯だと答えた。
クロードの部下はブライアンの携帯から居場所を突き止めて捕まえに動くが、携帯のGPSの場所にブライアンはおらず、クロードに「俺は娘を救いたいだけだ」と言い残して素早く引き上げた。

宿に戻ってしばらくすると介抱していた娘が目を覚ました。
ブライアンがジャケットのことを聞くと、パリで出会った男性にパーティに誘われて車に乗ったが、途中で無理やり降ろされて赤い扉の家に入れられたという。
そこで震えていたときに持ち主の子がジャケットを着せてくれたと話した。
彼女は連れ込まれた家の場所までは覚えておらず、パラディ通りという標識を見たことだけは覚えていた。

ブライアンはパラディ通りに来ていた。
そこで目星をつけていた家屋に入り、治安部のジャン=クロードを装い家の中へ侵入。
部屋には5.6人のアルバニア人がいた。
ブライアンは「マルコはどいつだ」と訊くが、男たちは「全員マルコだ」と言って相手にしなかった。

ブライアンは男たちに「幸運を」をアルバニア語に訳した紙を見せて、英訳を頼んだ。
文字を見た1人の男が「グッドラック」と答えたその声は、ブライアンが電話で話した男の声と一致していた。
ブライアンは男たちを押しのけて奥の部屋に進んでキムを探し、一室にキムと一緒だったアマンダを発見した。
だが、彼女は急性薬物中毒ですでに死亡しており、同じ建物の中にキムはいなかった。

ブライアンはマルコを監禁・拷問してキムの居場所を吐かせた。
キムはパトリス・サンクレアという男に売ったと言ったが、どこで会えるのかは知らなかった。
ブライアンはマルコに電気を流しっぱなしにしたままそこから立ち去った。

ジャン=クロードも裏金目的で犯罪組織の行為に目をつぶっていたことが分かった。
クロードが仕事を終え帰宅すると、家には既に友人としてブライアンが来ていた。
クロードはシンクに隠した銃をベルトに挟み、居間へ向かい、静かに食卓に着いた。

ブライアンはサンクレアの場所を訊いたがクロードは言わず、ブライアンに銃を突きつけて「空港へ送ってやる」と言った。
だがブライアンは事前にその銃の弾を抜いていた。
ブライアンはクロードの妻の肩を撃ち「教えないなら妻を殺す」と脅し、サンクレアの場所を調べさせた。

Advertisement

あらすじ詳細④結

ブライアンはサンクレアを追いホテルのパーティ会場に着いた。
会場の扉から地下につながるエレベーターを降りると、薄暗い地下会場で若い女性のオークションが開かれていた。
ブライアンはボーイになりすまして会場に入り込んだ。

中央のステージで水着を着させられた若い女性が立っており、周囲のガラス張りの個室から見ている男たちがボタンを押して女性を落札している。そこで今日の”最後の目玉商品”のアナウンスがあり、全身を黒い布で覆われた女性が男性に引かれてステージに出てきた。
男性はステージ上で布を取りステージから消える。

フラフラしながらステージに立つ水着姿の女性、それがキムだった。
ブライアンは落札している男性の一人を脅してなんとかキムを落札させた。
やがて”商品を受け取り”のアナウンスが流れ始め、男性を連れて部屋を出た時、ブライアンは何者かに後ろから殴られ気絶した。

気が付くとブライアンはボイラー室で手錠をかけられていた。
目の前にはサンクレア(ジェラルド・ワトキンス)とタキシードを着た男たちがブライアンを見ていた。
サンクレアは、ブライアンがオークションにかけられた娘の父親だと知ると「静かに殺せ」と言い去っていった。

ブライアンは絞殺されかけたが、何とか手錠を外して脱出し、サンクレアにキムの行方を吐かせてから撃った。
落札された娘たちは港に停泊している船に運ばれることになっていた。
ブライアンはキムを乗せて港へ向かう車を走って追いかけた。
港まではたどり着けたが、キムを乗せた船はすでに出航してしまい、ブライアンはキムが乗せられていた車を奪って船を追いかけた。

船が橋に向かって行くのに気付いたブライアンは橋で車を捨てて、船が橋をくぐるのを待ち、橋から飛び降りて船への侵入に成功した。
乗り込むなり船員たちを次々と倒してキムを探す。
船員たちは不審者に気付いて娘たちを急いで別の部屋に連れて行った。
ブライアンは乗組員たちをどんどん倒していき、一番奥の部屋にたどり着いた。
ドアを開けると、太った富豪の男がキムにナイフを向けて立っていた。

富豪は交渉をしようと話しかけたが、ブライアンは富豪の言葉をすべて聞く前にその頭を銃で打ち抜いた。

ブライアンはキムを助け出すことに成功し、一緒にカリフォルニアに戻ってきた。
空港にはレノーアとスチュアートも2人を待っていて無事に帰ってきたことを喜び、ブライアンに敬意を払った。

後日。ブライアンはキムをある人の家に連れてきていた。
インターホンを鳴らして出てきたのは歌手のシーラだった。
驚きと緊張で声が出ないキムをシーラが優しく家に招き入れる。2人が家の中に入り、ドアが閉まった。

エンディングテーマ:Ghinzu『The Dragster Wave

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