映画「マダム・マロリーと魔法のスパイス」あらすじ結末ネタバレ・感想 | 映画鑑賞中。

映画「マダム・マロリーと魔法のスパイス」あらすじ結末ネタバレ・感想

ヒューマンドラマ

マダム・マロリーと魔法のスパイスパッケージ

「ショコラ」、「HACHI 約束の犬」などの監督をつとめたラッセ・ハルストレム氏が監督・脚本の心温まるヒューマンドラマ。
故郷のインドで料理店を営んでいたカダム一家はある日、政治的な理由でインドを追われ、フランスへとやって来た。ふとしたきっかけでマダム・マロリーの営むフランス料理店の向かい側の空き店舗を見つけたパパは、この地でインディアンレストランを開くことを決意する。
実は一家の次男のハッサンは、亡き母親から料理の才能を受け継いだ料理の天才であり、フランスの地にオープンした異色の店「メゾン・ムンバイ」はたちまち人気店となっていった。
だが、カダム一家の店から流れてくる賑やかなインド音楽と強烈なスパイスの匂いは、静かな雰囲気を守るマダムの店にとっては迷惑極まりないもので、ついにマダムはカダム一家のパパと言い争い、いつしか向かい合う店舗は険悪な関係になってしまうのだった。

原題:The Hundred-Foot Journey
制作年:2014年
本編時間:130分
制作国:アメリカ
監督:ラッセ・ハルストレム
脚本:ラッセ・ハルストレム
原作:小説/リチャード・C・モライス「マダム・マロリーと魔法のスパイス

マダム・マロリーと魔法のスパイス|出演者・キャスト

ヘレン・ミレン(マダム・マロリー) オム・プリ(パパ) マニシュ・ダヤル(ハッサン) シャルロット・ルボン(マルグリット) アミット・シャー(ハッサンの兄マヌサ) ファザーラ・デュア・エレネ(ハッサンの姉マヒラ) アリア・パンディア(ハッサンの妹アイシャ) ミシェル・ブラン(町長) クレマン・シボニー(ジャン=ピエール) ヴィンセント・エルバズ(ポール) ジューヒー・チャーウラー(ママ) ほか

 

マダム・マロリーと魔法のスパイス|みんなの感想・評価(5点満点)

 

しゅんの感想・評価|4.0
The 良い映画って感じでした。
適度な笑いと、家族愛が最高です!!
ストーリーの展開は予想がつきましたが、そんなの関係なしに楽しめます! (出典:Filmarks

 

MeiTodorikiの感想・評価|3.0
まず、主人公を演じているマニッシュ・ダイヤルさんを存分に堪能できる点がいい。イケメンランキング26位の表情は見ごたえあります。
天才的な味覚の才能があるシェフという役にはぴったりの神秘的な雰囲気がありますね。
内容的には普通で、料理の映像が少し少ないように感じました。もっと調理してる部分があってもよかったかなと。 (出典:Filmarks

 

RYO22の感想・評価|3.2
とても楽しめたけど、後半のサクセスストーリーのスピードが速すぎ&詰め込み過ぎで残念。
タイトルにある魔法のスパイスや、インド料理にもっと触れて欲しかった。 (出典:Filmarks

 

mayumiの感想・評価|2.4
マロリーおばさんがスパイスを使う話ではありません。おばさんがスパイスに魔法をかけられちゃう話です。
インドのスパイスは美味しいです。 (出典:Filmarks

 

以降はあらすじ詳細でネタバレ含みます。

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あらすじ詳細①起

インド・ムンバイの食品マーケットで母親が少年ハッサンを連れ、カゴにウニを乗せた男を追いかける。男がウニを店に置いた途端、人がウニを買おうと群がる。
お金をひらひらさせて叫ぶ人々の中、ハッサンだけがそのウニを持ち、においを嗅ぐ。
群がる人々を前に無言の店主だったが、ハッサンに向かって口を開いた。
「君に売るよ」
青年になったハッサン(マニシュ・ダヤル)は料理上手の母親から料理のコツを学んでいた。「料理はね、命を奪って作られる魂の味なのよ」

地元のインド・ムンバイでインド料理店を営んでいたカダム一家は暴動による火事で大事なお店と母親を失い、ロンドンへと移住した。だがロンドンの野菜は「魂も生命もない」という理由から、ロンドンを離れ、大陸へと向かう。
ところが大陸へ向かう途中、フランスの山道で車が故障してしまう。そこに偶然通りかかった親切なフランス人女性マルグリット(シャルロット・ルボン)の助けで何とか民家のある通りまで出ることが出来る。
その夜、マルグリットの家で、自家栽培の野菜やパン、チーズ、オリーブオイルまで全て自家製の美味しいフランス料理をごちそうになる。
車の修理は明日になり、その日は民宿に泊まることになった。パパ(オム・プリ)は周辺に一軒の空き店舗を見つけたとき、死んだ妻からのメッセージが聞こえ、ここでレストランを始めようと決める。
だが物音に気付いた管理者の女性がやってきて「ここでレストランは無理よ。」と忠告した。
翌日、その場所を調べてみると、その空き店舗も以前はフレンチレストランだったが、向かいにはミシュラン1つ星のレストランがあり、そこに押されて撤退したようだった。
それを知ったハッサンと兄のマヌサ(アミット・シャー)は全力でパパを止めようとするが、パパの決意は固く、問答無用で空き店舗を買ってしまった。
新しいお店をの中を見回るハッサン。本棚に残されたのフランス料理の本が目に留まり、書かれているレシピを見て、引き込まれるように本を読みはじめる。

空き店舗の管理者だった女性マダム・マロリー(ヘレン・ミレン)は、実はそのミシュラン1つ星の老舗レストラン”ル・ソール・プリョルール”のオーナーだった。
マロリーの料理を見る目や食材への知識は豊富で確か。今日もシェフたちに昨日の料理のダメ出しをする。
そこにマルグリットが厨房へと通勤中に見つけた赤スグリを持ってやって来た。他のスタッフたちも、お向かいにまた飲食店を開くと情報を得ていたが、「エスニックのファストフードなんてまたすぐ潰れるだろう」と馬鹿にしていた。
その後、マルグリットはマロリーに買い物を頼まれ店を出ていく。

マグリットは野菜市場でキノコを選んでいた。買い物中、ハッサンがマグリットを見つけて声をかけるが、昨日とは違ってつれない態度だ。
そこでハッサンは、マグリットは向かいのレストランで働いていて、シェフを目指して修行中の副シェフだと知る。
さらに、ミシュランの”星”はフランスのレストランにとって最も重要なことで、ル・ソール・プリョルールのオーナー・マロリーも星を1つあげるために毎日苦労していること、マロリーはシェフを採用するときは顔や経歴は一切見ず、オムレツを作らせて一口食べるだけで決めること、などをマグリットから聞かされる。

ハッサン「僕もフランス料理を勉強したいな。良い本を紹介してよ」
マグリット「私が教えると思うの?あなたと私は敵なのよ」
ハッサン「じゃあ、戦場で会おう」

荷物を積んで車でレストランへ戻るマグリット。ハッサンは料理人として刺激を受け、これから始まる新たな生活にワクワクしていた。

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あらすじ詳細②承

ハッサンの店舗の改装工事は順調に進んでいた。
ある日、ハッサンが家に帰ると、玄関にフランス料理のレシピ本が何冊か置かれていた。心の中でマグリットに感謝し、昼は改装の手伝い、夜はレシピ本を読みふける日々がしばらく続いた。
店の改装作業もほぼ終わった頃、マロリーが敵情視察にやってきて、料理道具やレシピを一通りバカにしてメニューを持って帰っていった。このことでお互いのライバル心がいっそう高まる。

市場でレストランオープン祝いのチラシを配り、オープン初日まで18時間を切ったというとき、パパがスパイスラックを取り出した。それはママの使っていたものだった。
パパ「これをお前にやる。ママからのプレゼントだ」
ハッサン「火事で焼けたと思ってた。」
スパイスの香りをかぎ、母親を思い出し、料理人として頑張ろうと決意を新たにするハッサン。

ハッサンとパパは近くの市場に食材の買い出しに来た。
だが市場の人たちは、ハッサンたちが必要な食材はすべて売り切れだと言う。
マロリーが、持って帰ったメニューを見て使いそうな食材を買い占めていたのだ。
こんなことまでされるとは予測していなかった。これは宣戦布告だった。
結局、隣町の市場まで行くことに。嫌がらせに激怒するパパ。
戦争開始だ!
買い出しの時間が押して時間がない中、臨機応変に料理の下ごしらえを間に合わせ、何とかインディアン・レストラン”メゾン・ムンバイ”をオープンすることが出来た。
入り口にはインドのお城の張りぼてを設置し、電球やランプを光らせ、子どもたちには人気の可愛らしい外観だ。インドの音楽も大音量で流している。
パパは客引きをしようと入り口前の道路で待機。ハッサンに止められて一時店内に入ったが、お客は一人も来ない。
居ても立っても居られないパパはインドの民族衣装を着て、客引きを再開した。
最初はかなり強引に店内に連れ込んでいたが、次第に店内はお客さんで埋め尽くされるほどに。

マロリーは窓からその様子を眺め、苛立ちを隠せずにいた。
さらにインドの民族音楽がマロリーの店の店内まで聞こえてくる。これではお店の雰囲気が台無しだ。
1人の女性客から「今日は結婚式でもしているの?」と聞かれ
「お葬式です。この町の品格が死んだのです。」とマロリーは答えた。何か対策をしなくては。

翌朝、マロリーは町長の元へ出向き、メゾン・ムンバイからの騒音の「公式な苦情」を提出した。
町長は「勝手にいなくなるだろうから放っておけ」と暗に諭すが、マロリーは苦情の紙を置いてその場を立ち去る。町長は面倒ごとはごめんだという表情で手をつけかけた食事をやめた。

ハッサンとマグリットは度々川辺で会い、フランスの野菜の美味しい調理法などを教えてもらい、料理の話をしていた。
マグリットからフランス料理の基本の5つのソースを教えてもらい、興味を持ったハッサンは帰宅後、ソースを5種類ていねいに作る。
翌日、釣りをしながらマグリットを待っていたハッサンは完成した5種類のソースの味を見てもらう。そのソースの味はすべてが絶品で、マグリットも驚いた。

パパは町長から呼び出され、店舗で音楽を流すのをやめなければ営業停止命令を出すと警告されるが、パパは拒否する。
だが町長から、マロリーのレストランは亡くなった旦那の形見で、守るのに必死なんだと聞かされた。
自分の境遇と重なったパパは音楽の音量を下げることに。しかし対抗意識は下げないと町長に断言。そして以前、受けた食材買い占めの嫌がらせをマロリーにしっかりやり返していた。
パパは店に帰ってきて、マロリーの仕返しのために買い占めたハトを何とかできないかとハッサンに相談するが、ハトはインド料理には使えないし、こんなことは良くないとパパを責める。だがパパは聞く耳を持たない。
ハッサンはマロリーの店の厨房までお詫びに出向き、ハッサンが本を見て作ったハト料理をマロリーに差し出した。厨房に居た全員が注目する中、マロリーは一口ソースだけを味見して残りは無造作にゴミ箱へ。
安心したように仕事に戻るスタッフたち。ハッサンは逃げるように自分の店へ戻っていった。
その後、隠れるように厨房の外に出たマロリーは、何かショックを受けたようにただずんでいた。

マロリーとパパはその後もお互いの店へ嫌がらせや、町長へ苦情の申請のやりあいが続く日々を続けていた。板挟みになる町長はうんざり顔。
マロリーとパパの攻防戦は、お互いの店のスタッフたちへも伝染し、敵対心は徐々に膨れ上がっていく。
建国記念日の前日、マロリーの店のシェフの一人、ジャン=ピエール(クレマン・シボニー)が建国記念日まで向かいの店が営業することに文句を垂れていた。
「あなたは愛国者ね」と声をかけるマロリー。
建国記念日の夜、ル・ソール・プリョルールは大忙しだった。スーツやドレスを着た要人たちをおもてなしし、無事に営業終了。
同日の夜、ハッサンはいつもの川辺付近でマルグリットと偶然遭遇。見つけたキノコを一緒にかじった後、良い雰囲気になり、キスする2人。だがマルグリットは慌てて「あなたは最高のシェフで素敵だけど、お互い忙しいし、こんな関係になるのは難しいわ」と話し、2人はその日は別れた。

帰宅したハッサンはレストランの入り口に「フランスはフランス人のもの」と書かれた落書きを目にし、嫌な予感がしてお店の中へ。
厨房に異常がないか確認していると、二人の人影が厨房に向かって燃える酒瓶を投げ込んだ。酒瓶は割れ、火が燃え広がる。カダム一家必死で消化作業を行う中、ハッサンは両手に火傷を負ってしまった。
一部始終を自室の窓から見ていたマロリーはお店のスタッフたちに緊急招集をかけた。放火の犯人に目星がついていたマロリーは、犯人のジャン=ピエールを首にした。
自室でフランスの料理本を読みながら静養していたハッサンは、外から物音が聞こえて窓を見る。向かいのレストランからジャン=ピエールがバイクで去っていくのを眺めながらハッサンは、フランス料理とインドスパイスの良さを引き出しあう料理を作りたいと思い描く。

その後、雨の中マロリーは落書きされた壁を掃除しに行く。パパがそれに気づき、声をかける。
パパ「うちの壁は自分で掃除する」
マロリー「あなたの壁じゃない。この町の壁よ。私はこの町の景観を損ねたくないだけ」
素直じゃないマロリー。パパは持っていた傘をマロリーに差し出し家に戻っていく。
入れ替わりでハッサンがマロリーの元へやってきて、オムレツを作るから試食してくれと頼んだ。
火傷で手が使えないハッサンに変わってマロリーがハッサンに言われた通り調理する。
インドのスパイスやハーブを入れた、スパイスオムレツが完成した。
オムレツを一口食べたマロリーは
「ハトの時からわかってたけど、合格よ」と笑うのだった。

フランス料理の基礎を学びたいハッサンはル・ソール・プリョルールで働きたいとパパにお願いする。
だがパパの答えはもちろんNOだ。怒ったパパは外に出てマロリーと口喧嘩を始めた。
マロリーはその日の晩からメゾンムンバイに居座り、ハッサンを待ち続けた。
パパは再び妻からメッセージを受信し、渋々ハッサンをマロリーの店で働かせることに合意する。

ハッサンはその間にマルグリットの元へ来ていた。
マルグリットにマロリーとのことを話すと、「私からオムレツのことを聞いて、計画してやったの?」と不機嫌そうになった。マルグリットはハッサンに嫉妬していた。
ハッサン「祝福してもらえると思ったのに」
結局和解できず、その日は別れた。
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あらすじ詳細③転

次の日、ハッサンはメゾン・ムンバイから出てお向かいの店、ル・ソール・プリョルールに住み込みで働くことになった。
マロリーの店で下っ端から働き始めるハッサン。マルグリットには理解してもらえないまま、ライバル関係になっていた。
ハッサンは技術を驚くべき速さで上げていき、大臣が来店する晩のメイン・メニューを任されるほどになった。その日の夜、パーティは成功し、客たちから賞賛を受けるハッサン。
拍手を送るゲストたちの隅には、テーブルの下でこそこそ何かをメモしている男性が。だが誰も彼に気が付かなかった。
マロリーとパパはハッサンのことを話すうち、徐々に関係は良くなっていった。

その日はミシュランの星が発表される日だった。マロリーの店にはパパがいて、星が増え時のお祝い用に冷やしている高そうなシャンパンを眺めている。
心配そうなマロリーを眺めパパは落ち着かず、シャンパンを開けようとする。
止めようとするマロリーにパパが叫ぶ。
「ミシュランの星がなんだ!スターはあなただ!」
シャンパンが溢れ、電話の音が鳴る。
緊張しながら電話に出るマダム・マロリー。見事二つ星に昇格することができた。
パパが持ってきたシャンパンを飲みながら子どものように喜ぶマロリーだった。
このことはすぐにハッサンとマグリットにも伝わり、皆で抱き合って喜ぶ。
フランスの伝統とインドのスパイスの融合が公に認められたのだ。

その後、ハッサンは世界的に有名なフランス料理店へと引き抜かれ、マロリーの店から出ていく。
ハッサンが行くレストランは、料理を科学的に考える近代的な店だった。ハッサンはそこでインドスパイスの調合に磨きをかけ、たった1年で雑誌の表紙を飾るほどの有名シェフへと成長する。
カダム一家やマロリーたちももちろん、ハッサンの成長を雑誌やテレビで見て応援していた。
一方ハッサンは大出世して有名になり、外を歩けば人から写真撮影を求められ、身に着けるものも高級そうなものに変わったが、どこか浮かない表情をして、仕事中までお酒を飲むようになっていた。
そしてある晩、ハッサンは厨房で新人のインド人シェフの妻の手作り弁当を食べさせてもらい、その味に涙が止まらなくなる。ハッサンは故郷の懐かしい味が恋しくなっていた。

あらすじ詳細④結

ミシュランの星が発表される日、ハッサンは家族が暮らす町へと向かっていた。
ハッサンは一番にマルグリットを訪ね、2人は再会を喜んだ。
マロリーの厨房を借りてマルグリットと一緒に昔、母親と作ったウニ料理を作る2人。すっかりライバルになる前の関係に戻っていた。恋人のキスを交わす2人。
夜になり、ル・ソール・プリョルールに家族や町長を招待して、レストランを退職したことを打ち明けた。
そしてミシュランの3つ目の星はここで皆と目指すことを宣言する。
マダム・マロリーの厨房で作った料理をメゾン・ムンバイに運び、全員でハッサンの帰宅を喜んだ。
2つのレストランがだんだん遠ざかっていった。

主題歌:オリジナルサウンド

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コメント

  1. mofumuchi より:

    邦題が合ってない気がしますが、内容は面白かったです。
    最初は性格悪い女まる出しのマロリーが、だんだんパパに心を開いていく感じがよかった。
    出てくる料理も一皿一皿美しかったですが、個人的にはもっと料理に関するシーンが見たかったなと感じました。

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