映画「アイアンマン」あらすじ結末ネタバレ・見どころ

アイアンマン

原題:IRON MAN
制作年:2008年
本編時間:125分
制作国:アメリカ
監督:ジョン・ファヴロー
脚本:マーク・ファーガス、ホーク・オストビー、アート・マーカム、マット・ホロウェイ
原作:漫画/スタン・リーほか『アイアンマン』シリーズ/マーベル・コミック

アイアンマン|出演者・キャスト

ロバート・ダウニー・Jr(トニー・スターク/アイアンマン) テレンス・ハワード(ローズ中佐/ローディ) ジェフ・ブリッジス(オバディア・ステイン/オビ―) グウィネス・パルトロー(秘書ペッパー・ポッツ) クラーク・グレッグ(コールソン/シールズ) ポール・ベタニー(J.A.R.V.I.S.の声)ショーン・トープ(インセン医師) レスリー・ビブ(クリスティン・エバーハート) ファラン・タヒール(ラザ) サミュエル・L・ジャクソン(ニック・フューリー) ハッピー・ホーガン(ジョン・ファブロー) ほか

アイアンマン|概要紹介

トニー・スターク(ロバート・ダウニー・ジュニア)は天才科学者であり、スターク・インダストリーの最高経営責任者だった。トニーは自信が開発した最新兵器”ジェリコ”のプレゼンのために友人のローズ中佐(テレンス・ハワード)と共にアフガニスタンの米軍基地に赴き、その帰りに無国籍ゲリラに拉致されてしまった。
ゲリラのリーダー・ラザ(ファラン・タヒール)から「ジェリコを作れ」と命じられたトニーは、ラザに隠れて同じく拉致・監禁されていたインセン医師(ショーン・トープ)に協力してもらい、脱出用のアーミースーツを作り上げた。
スーツを使って無事にゲリラたちの元から脱出し、アメリカに帰ってきたトニーはすぐに記者会見を開き「もう兵器は作らない」と宣言した。アフガニスタンから帰ってきて様子の変わったトニーに、同じくスターク社の重役オバディア(ジェフ・ブリッジス)や、秘書のペッパー(グウィネス・パルトロー)たちは混乱する。

アイアンマン|見どころ

・トニーがアイアンマンになるまでの過程

・天才トニーの作ったハイテクノロジーの機械たち

・秘書ペッパーとの恋の予感

 

!この映画をこれから見る方へ!
この映画はエンドロール後にも映像があります。最後までご覧ください!

 

以降はあらすじ詳細でネタバレ含みます。

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あらすじ詳細①起

アフガニスタン クナル州。 トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)はスーツ姿で戦地の車に乗っていた。同乗している兵士たちから写真撮影を求められ撮影しているとき、敵からの襲来に遭い、”スターク・インダストリー”と書かれた爆弾の爆風に当たって気絶した。
トニーが目覚めると彼はゲリラに捕らえられていた。

ロサンゼルス 36時間前。トニーは兵器製造会社スターク・インダストリーの創設者でもあり、兵器開発者として有名なハワード・スタークを父に持つ男だ。
トニーは4歳で回路基盤を作り6歳でエンジンを製作して、幼い頃から天才科学者として注目を浴びていた。17歳でマサチューセッツ工科大学を首席で卒業したころに父ハワードを亡くし、スターク・インダストリーはトニーが成人するまで父親の親友であるオバディア・ステイン通称オビー(ジェフ・ブリッジス)に引き継がれ、現在はトニーが最高経営責任者に就任し、高度な兵器や軍事衛星などを開発し、兵器産業を一変させた。
スターク・インダストリーはアメリカ政府にとって不可欠な存在となり、また会社の売り上げの一部は貧困地域への寄付やバイオ穀物の開発などに使われる、社会貢献度の高い会社でもあった。
その日は受賞式で、トニーは名誉あるアポジー賞を受賞していた。ローズ中佐通称ローディ(テレンス・ハワード)から名前を呼ばれるが、トニーは式の場におらず、代わりにオビーがトロフィーの受取とスピーチを行い「トニーは仕事漬けで忙しい」とフォローした。

同じころ、トニーはカジノで遊んでいた。ローディは式の後にトニーの元へ行きトロフィーを渡し、「明日、忘れるなよ」と言って帰っていった。ローディは兵器開発部の中佐で、トニーとは友人だった。

ギャンブルに負け、トニーが車に乗ろうとしていた時に出版社の記者に呼び止められ、ボディーガードが「美人です」とささやくと、トニーは笑顔で振り返った。
トニーは”よくある質問”をしてきたクリスティン(レスリー・ビブ)にテンプレで返答した後、夜のお供に誘った。

クリスティンがトニーの寝室で目を覚ますと、そこは最新のテクノロジーに囲まれた広い屋敷だった。人工知能の音声(声:ポール・ベタニー)が今日の天気や、サーフィン好きのトニーのために海の状況を告げ、外が見えなかった窓ガラスが変化して、マリブ島の海に囲まれた素晴らしい景色が見えるようになった。
トニーを探すクリスティンの元に秘書のペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロー)が現れて、彼女にクリーニング済みの衣類を手渡し、「車でお好きな場所までお送りします」と帰宅を促した。トニーが遊んだ女性の”対応と後処理”は秘書のペッパーのいつもの仕事だった。
ペッパーがトニー宅の作業場に降りると、トニーは機械をいじっていた。
ペッパー「なんでここにいるの?一時間半前には飛行機に乗ってるはずよ」
トニー「彼女は帰った?飛行機は僕の自家用機だ。僕を待ってもらえないんじゃ、自家用機を持ってる意味がない」
ペッパー「大人しく帰ったわ。ローディが待ってるわよ。それと早くここにサインして」
トニー「今日はやけに急かすな。なにかあるの?」
ペッパー「自分の誕生日位良いでしょ?」
トニー「もう誕生日か。じゃあ俺の名義で好きなものを買っていいよ」
ペッパー「もう買ったわ。ありがとう」
トニーはペッパーに急かされて空港へ向かった。

トニーは空港で待ちぼうけを食らっていたローディと落ち合い、アフガニスタンにある米軍のバグラム空軍基地へ新兵器のプレゼンのために向かった。最新兵器ミサイル、ジェリコのプレゼンは見事に成功し、テレビ電話でオビーに成功を伝え、帰ろうとしていた。
「君を安全に帰す義務がある」と言うローディを無視して彼と別々の車に乗ったトニーはその帰り道、現地のテロリストたちに拉致された。

トニーが目を覚ますと鼻からはチューブが通され、胸には機械が埋め込まれ、そこから線が伸びていた。チューブを鼻から引き抜き、隣にいた(ショーン・トープ)に状況を聞いた。男は医者だった。彼もまた拉致されてここに閉じ込められていた。
トニーは爆風の被害で破片が身体に入り込み、医師がいくらかは取り除いたが、破片はまだ体内に残っており、心臓まで届くと死んでしまうので、胸の電磁石で心臓に届かないようにしているそうだ。電磁石は車のバッテリーで動かしていた。
ショックを受けていたトニーの元に、トニーを拉致したゲリラたちが現れた。彼らはスターク社の銃を持っていた。
ボスのラザ(ファラン・タヒール)は「ミサイルを作れ」と要求していた。トニーが拒否すると水攻めにされ、彼らのアジトに連れていかれた。
そこにはアメリカ軍から略奪したと思われるスターク社の武器が数多く並んでいた。あっけにとられるトニーにラザは言った。
「ジェリコを作れ。必要なものはすべて用意する。完成すれば自由にしてやる」

再び監禁されたトニーは絶望していた。ジェリコを作っても完成すれば殺されるだろうし、バッテリーの電池はあと1週間ほどで切れる。
座り込んだトニーを医師が励ました。

「あと1週間ある。何とか方法を考えよう。君ほどの天才がこんなところで終わるのか?」

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あらすじ詳細②承

意欲を取り戻したトニーは何かを作り始めた。熱心に手伝ってくれる医師にトニーはようやく名前を訊ね、インセンという名前だと知った。彼は田舎のグルミアという村出身のの医者で、「出られたらすぐに家族に会いに行きたい」とトニーに話した。またインセンは、自分たちを監禁しているゲリラ組織は”テン・リングス”ということも教えてくれた。
トニーインセンはジェリコを作るフリをしながら、実は胸に付ける新しい機械を作っていた。インセン医師に協力してもらいながら、用意されたスターク社の兵器を分解してパラジウムを集め、人生50回分ものエネルギーを生み出すことのできる超小型の”アーク・リアクター”を完成させた。
バッテリーの残量を気にする必要がなくなったトニーは続いてインセン医師に設計図を見せ、ここから脱出するための”飛べるパワードスーツ”の制作に取り掛かった。科学の知識がない監視たちはトニーたちの行動に疑問を持たなかった。
トニーの胸の電池が変わっていることに気が付いたラザは、「本当にジェリコを作っているのか?」と問いインセン医師を拷問にかけようとするが、トニーが「使える助手だからやめろ」と拷問をやめさせた。
ラザは「スターク社の武器を持つ者が世界を支配する。それは俺だ。明日までに完成させろ」と言い去っていった。

翌日。トニーたちは何とかパワードスーツ”マーク1”を作り上げた。あとはパソコンのデータをスーツにアップデートするだけだ。だがゲリラたちに気付かれるまでに間に合わないと判断したインセンは、時間を稼ごうと見張りが落とした銃を持ち、トニーが止めるのも聞かずテロリストたちの方に走って行ってしまった。
スーツの立ち上げを完成させたトニーは急いでインセンを追ったが、インセンは銃で撃たれて既に虫の息だった。
トニーは連れ出そうと言葉をかけるが、インセンは「早く行け。私の家族はもう死んだ。これで家族の元へ行ける。計画通りだ」そう言って息を引き取った。
トニーは腕から出る炎の噴射器でアジトにあった武器を全て焼き払ってから飛び立った。だがアジトから少し離れたところで燃料が切れてしまい、マーク1はバラバラになりトニーは砂漠に突っ込んだ。
トニーはスーツを捨てて砂漠を歩き回り、救助ヘリに発見された。ローディ中佐も駆けつけて「必ず私と一緒に車に乗るようにしろ」と言われて無事に保護された。
アメリカに帰国したトニーペッパーとも再会し、すぐ病院へ向かおうとしたペッパーを制して「まずはチーズバーガー。その後記者会見を開く」と言って車を出させた。
トニーはチーズバーガーを食べながら会見の場に向かい、オビーとも再会した。集まったマスコミの後方で見守っていたペッパーに現在略称検討中の”戦略国土調停補強配備局”コールソン(クラーク・グレッグ)という男性がトニーに面会を求めた。ペッパーは「後でスケジュールを確認します」と返答し、トニーの会見が始まった。
トニーはそこで「スターク社は今後、兵器製造をやめる」と宣言し、場にいた全員を驚かせた。トニーはアメリカを守るために武器を作っていて、自分の仕事に疑問を持ったことは今までなかった。だが戦場で現実を見て、自分の武器はどんな形で誰が持つことになるかわからないし、実際自分の作った武器で殺されかけた。兵器を作り続けることは戦争を助長しているだけだと感じたのだ。
隣で聞いていたオビーは慌ててトニーを止め、「とにかくトニーが元気な姿で戻ったことを伝えたかった!今後のことは話し合っていきます」と言い直した。

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あらすじ詳細③転

スターク社は武器製造業社のため、武器製造をやめるというのはありえないことだった。トニーの発言で世間は騒ぎ立て、会社の株は暴落していた。
トニーは会社で巨大なアーク・リアクターを眺めていた。トニーが監禁中に作った小型のアーク・リアクターの元になったものだ。トニーと話しに来たオビーは「うちは武器を作ることで世界の秩序を保っている」と話した。
トニーは「そう思っていたが現実は違った。死体の山を作るだけじゃなく、何か世界に役立つことをしたい。アーク・リアクターの仕組みをもう一度見直す」と返した。
アーク・リアクターは元々、武器製造にうるさい団体を黙らせるための”宣伝用”に作っただけだった。オビーは「アーク・リアクターは他に使い道がなく燃費が悪いし、30年間研究しているが進歩していない」と否定的だった。
だがトニーはアーク・リアクターのおかげで今も生きているし、ゲリラに拉致されても生きて帰ることが出来たのだ。「将来性はある」と説明したが、オビーは「君と私が組めば何でもできる。君と父さんのようにな。これからはやり方を変えねばならん。君はしばらく表に出ないようにしろ」と言って話を終えた。

胸に付けるアーク・リアクターを新たに作り直したトニーはペッパーを呼び、装置の交換を頼んだ。ペッパーはトニーの胸に空いた穴を見て「適任じゃない」と言いながら、仕方なく交換してくれた。トニーが一番信頼できるのは彼女だった。
トニーは交換した古い装置を焼却処分するようペッパーに指示した。

トニーはローディ中佐の所へ行って「でかい計画がある」と言い協力を求めた。ローディは嬉しそうにしたが、トニーが「軍事事業じゃない」と話すと表情を一変させ、「時間をかけて頭を冷やせ」とトニーの協力を断った。トニーは仕方なく1人で”計画”を進めることにした。

トニーはゲリラのアジトからの脱出用に作ったパワードスーツを、より高性能なものに作り直そうとしていた。設計図は誰の目にも触れないよう個人サーバーに保存し、助手は自身が開発した人工知能コンピューターのジャーヴィスに頼み、スーツを部位ごとに制作し、テストを繰り返していた。
ある日の制作中。オビーがトニーの家へ来て、役員会の報告をした。株主総会で、トニーの会見での様子や会社に顔を見せなくなったことから、心を病んだのではないかという憶測の元、会社の今後を心配をした株主たちから最高経営責任者からトニーを降ろすように申請があったとのことだった。
オビーは「お前を守りたいから、株主を安心させるネタをくれ」と言うが、トニーはそれを断り「俺は絶対に大丈夫だ。」と言い残して作業場に戻っていった。

新しいスーツ”マーク2”が完成した。トニーはテスト飛行で空を飛び、世界の実験での最高高度よりも高く飛ぼうとすると、スーツが凍って機能しなくなった。トニーは落下しながら急いで手動で氷を割り、地面に落下するまでに何とか再起動出来た。
テスト飛行を終えて部屋に戻ると、コーヒーの下に箱が置いてあった。貼られた付箋には「ペッパーより」と書いてある。包みを開けると透明なケースの中に、トニーがペッパーに焼却処分しろと指示していた旧型のアーク・リアクターが飾られていて、装置の周りには”トニー・スタークにも心臓がある”と印刷されていた。

同じころ、テロリストのラザは砂漠からトニーが捨てたマーク1の部品を拾い集め、組み立てなおそうとしていた。

高度4000フィート以上上がると氷結でスーツが機能しなくなるのが分かったトニーは、さらに改良を重ねた。3作目のテストスーツ”マーク3”を赤と金の配色にするようジャーヴィスに指示していると、テレビで自分主催のチャリティーパーティが開かれているのを目にした。
自分主催のパーティに招かれていないトニーは、マーク3完成まで時間が出来たのでパーティへ行くことにした。
トニーはパーティに着くなり、記者の質問に答えていたオビーに嫌味を言った。オビーに「中で話そう」と言って会場内のバーで待っていると、隣に”戦略国土調停補強配備局”コールソンが現れた。
コールソンがトニーに話しがしたい理由を話している間、トニーは会場にいたペッパーの美しさに心を奪われた。面会の予定を聞いてきたコールソンに「秘書に予定を聞いてくる」と言いペッパーの元へ行った。
ペッパーのドレスは彼女自身が購入した、トニーからの誕生日プレゼントだった。トニーはペッパーを強引にダンスに誘い踊った。ペッパーが居心地悪そうにしていたので屋上に上がると、ペッパーは「会社の人が大勢いるのにダンスなんて、周りからどう思われるか考えてよ」とトニーに怒った。
トニーは「たかがダンスで大げさだ」と言ったが、ペッパーは「周りはどういう風にとらえるかわからないから行動は慎んでほしい」とトニーに説明した。
だが言葉とは裏腹に、ペッパーの身体はどんどんトニーに近づいていて、気が付いたらトニーにキスしそうになっていた。慌てて「飲み物が欲しいから取ってきて」とトニーに言った。
トニーが飲み物を待っていると、かつて遊んだ女性記者のクリスティンがトニーに写真を数枚見せた。それはゲリラ組織のテン・リングスグルミラと言う村を襲っている写真で、彼らが使用している武器はスターク社製で、最新型のジェリコまで映っていた。グルミラは、トニーの恩人のインセン医師が故郷だと言っていた村だった。
身に覚えがなかったトニーは急いでオビーに「裏で取引していたのか?」と問い詰めた。オビーは質問に答えず「役員会に君を降ろすよう提案したのは私だ。これは君を守るためだ」と言って会場を後にした。
父親の代わりのように思っていたオビーから裏切られたと感じたトニーは呆然とした。

自宅に戻り、ゲリラのニュースを見て怒りを覚えたトニーは、出来上がったマーク3でグルミアへ行き、ゲリラたちだけを倒し、ゲリラのアジトにあったスターク社の武器を再び破壊して飛び去った。
帰る途中、米軍に未確認飛行物体として感知され、ローズ中佐が呼ばれた。彼にも飛行物体の正体に見当がつかず、トニーに電話して聞いたが、トニーはしらばっくれた。無線で呼び掛けても反応がなかったため、マーク3を2機の戦闘機で撃ち落とそうとした。
トニーはローディに「飛行物体は俺だ。開発したスーツで飛んでいる」と打ち明けたが、ローディは信じなかった。トニーは何とかお互いに無傷でやり過ごそうとしたが、戦闘機がトニーにぶつかって1機が壊れてしまった。パイロットは機体から脱出したが、パラシュートが開かなかった。
トニーは落下するパイロットを追いかけてパラシュートを開けてやると、米軍の映像に戦闘機に張り付いていたマーク3が映された。ローディはやっと信じて驚いた。トニーは「マーク3を見に来るか?」と誘ったが、ローディは面倒は嫌だと断った。

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あらすじ詳細④結

オビーはゲリラのラダとラダのアジトで会っていた。ラダは砂漠で拾い集めたトニーのスーツを組み立てていて、「これを沢山用意して兵隊を作ってくれ。俺はアジアを支配する」と言った。オビーはラダを持っていた手の平サイズの機械で動けないよう麻痺させて、部下にラダを殺してアジトを破壊するよう命じた。車に戻ったオビーは別の部下に電話し、会社の地下に新たにセクター16という部署を作り、腕利きのエンジニアを集めるよう指示した。

自宅に戻ったトニーは秘書ペッパーに、会社の取引履歴から兵器を売った記録をまとめてくるように頼んでメモリースティックを渡した。だがペッパーは「何でもしたいけど、あなたの身に危険が及ぶことには協力できない」と断った。
トニーは「俺はやっとやるべきことがわかったんだ」と真剣に言うと、ペッパーは渋々了承してくれた。

ペッパーはトニーのオフィスでPCを起動して、トニーから指示されたファイルを探るとセクター16というペッパーも知らない部署に関する資料と、トニーが最初に作ったスーツの設計図に、ラダから送られてきた動画があった。アラビア語の動画を翻訳モードにすると「暗殺は受けたが、相手がトニー・スタークだとは聞いていない。こいつを殺すなら報酬を上げろ!」と要求していた。
オビーはトニーを殺して会社を乗っ取ろうとしていたのだ。オビーはラザに、トニー殺害を依頼し、見返りに武器を送っていたのだ。ペッパーがファイルのコピーを始めた瞬間、オビーが部屋にやって来た。ペッパーは何とかやり過ごし、コピー完了を待ちメモリースティックを持って部屋を出た。データがコピーされたことに気が付いたオビーは、こそこそと行動するのをやめた。

オビーは砂漠で見つけたスーツを技術者たちに再現させようとしていたが、原動力となる小型のアーク・リアクターは技術者たちにも作れずにいた。イライラしたオビーは「トニーは洞窟でガラクタからあれを作ったぞ!」と怒鳴りつけたが、技術者は「私はトニー・スタークじゃありません」と返すばかりだった。
業を煮やしたオビーは強硬手段に出た。オビーはトニーの家に行き、ラダの時と同じように機械でトニーを麻痺させた。この機械はトニーが昔開発したが、国から販売許可が下りなかったものだった。
オビーは「お前が残した最後の金の卵はこれだ」と言い、トニーの胸の小型リアクターを奪って去っていった。

トニーと電話がつながらず、心配になったペッパーはローディに電話をして、オビーを通報した。ローディはオビーのことは信じがたかったが、とりあえずトニーの安否を確認するためトニーの家に向かった。

アーク・リアクターを奪われたトニーはふらふらになりながら作業場へ行き、ペッパーが残してくれていた旧型のアーク・リアクターを装着して何とか死をまぬがれた。
同時にローディがトニーの元に駆けつけた。トニーが「ペッパーは?」と聞くと「ペッパーは捜査官5人と一緒にオバディ逮捕に向かわせた」とローディが答えた。トニーは「それじゃ足りない!」と急いで起き上がった。

ペッパーは捜査官5人とセクター16の扉の前に来た。扉を開けて中に入ると、中にはすでにスーツを着たオバディアが待ち構えていた。捜査官たちは簡単にやられ、ペッパーはオバディアに追われて外に出た。
オバディア銃で撃たれかかったところにトニーが到着し、トニーとオバディアの戦闘となった。だが旧型のアーク・リアクターを使っていたトニーに残された電池はわずかだった。
トニーは上空へとオバディアを誘導し、オバディアの着るマーク1を氷結させた。機能停止して落ちていくオバディアを見届けた後、会社の屋上からペッパーに電話をした。彼女の元へ行こうとスーツを脱ぎかけていた時、生きていたオバディアに再び襲われた。
トニーはペッパーに巨大なアーク・リアクターを破壊するよう指示して、オバディアをアーク・リアクターの近くまでおびき寄せた。トニーの合図と同時にペッパーがアーク・リアクターを放出させると、オバディアはアーク・リアクターの中に落ちて爆発した。

翌日。記者会見でローディはスターク社で起きた爆発の説明をしていた。裏で控えていたトニーが見た新聞には”アイアンマンは誰だ?!”と書かれている。トニーは実際にスーツはアイアン(鉄)製ではないが、”アイアンマン”と言う名前が気に入った。
もうすぐ出番と言うとき、トニーの前に”戦略国土調停補強配備局”のコールマンが現れて「君のアリバイを作ったから、会見ではこの通りに読んで」とメモを渡した。
ペッパーがコールマンにお礼を言うと、コールマンは「局の略称が決まったよ。”シールズ”だ。」と言って去っていった。
トニーは身支度をしているペッパーに話した。
トニー「もし自分の恋人がアイアンマンだったら、さぞかし彼の身が心配で愛が募るだろうね。ペッパー、あの夜のこと忘れてないだろ?」
ペッパー「あの夜って、一緒にダンスをして屋上に上がって…あなたは飲み物を取りに行って、そのまま帰ってこなくて私を屋上に置き去りにした、あの夜のこと?」
トニー「…もういいんだ。ミス・ポッツ」
トニーは会見に向かった。記者の質問は爆破のことよりも、アイアンマンが誰なのかということだった。用意されたメモ通り発言しようとしたトニーだったが、我慢できなくなり「自分がアイアンマンだ」とマスコミの前で言ってしまった。

エンドロール後。トニーが部屋に戻ると、部屋には男が1人居てトニーを待っていた。
男「ヒーローは世界に君1人だと思っているのか?君はより大きな世界の一員になっただけだ」
トニー「君は誰だ?」
男「私はシールドのニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)だ。君に”アベンジャーズ”の話をしに来た。」

終わり。
主題歌:BGM『Driving With The Top Down』、Black Sabbath『Iron Man』

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